早いもので、３月11日の東日本大震災から、６ヶ月近く経ちました。当方「一目惚れも」、精神的に様々な痛手を被ってきましたが、否、そんなことよりも、早く被災地が復興され、被災者の方が以前のように元気になられるのを心より祈るばかりです！
最近は、夕飯後、大好きな音楽を聴く機会が増えまして、外出などない限りほとんど毎夜欠かさずに、お気に入りの音楽鑑賞をしています。特に、オーディオシステムが古くなり始めてもうかなりの時間が経過していますが、これを新しい音にするべく復活させるために、ケーブルやオーディオボードなどオーディオ機器周辺のアクセサリーを、取っ替え引っ替えしながら試聴に努めています。
そんな中で、ふと岡村孝子さんの初期のレパートリーから、ある曲を何気なく聴いていて、これが不景気で、やや白けた気分の我々に足りない物が何であるかをはっきりと分からせてもらったように思いました。つまり、震災後の我々に、恐らく必要なものの一つをパーフェクトに歌っている曲目に遭遇したのでした！
輝き
この一言が、愛おしいですね！
ひょっとしたら、今の日本人に、最も遠いところにある、忘れられかけている言葉なのかもしれません。
岡村孝子さんのオリジナルCDアルバムの第５作目「SOLEIL」に収録されている、ずばり「輝き」という曲です。
出だしからして、豪快でリズミカルなアップテンポな曲です。そして、爽やかに、しかししっかりした歌い方で、「輝く」ことを歌っています。
二番目の歌詞の途中で
- 夢を失くしても 夢を探してる
- 奇跡を信じて 生きていたいから
- 悲しい記憶も 消せない涙も
- 見えない未来の 中で微笑む
という詩は、思わず泣き出しそうになりました！
最後のサビのリフレインの部分ですが、
- 降りそそぐ木もれ陽に 今 目ざめたら
- 昨日よりしなやかに歩きたい
- 駆けてゆく風の中 今 感じている
- いつの日も輝きを忘れない
すごく言葉をシビアに、そしてメロディーとの完全な融合を見事に達成した詩なのですが、まるでこういう「天変地異」に遭遇した我々の心情を歌ったかのような曲としても感じられるんですね！この曲は、実は「失恋」の歌だったりするんですが、、、。「名曲」とは、ありふれた風景の中でも、キラリと光るメロディーと良く練られた詩とによって、傑作へと昇華するものですね！
例の動画サイト、YouTubeを検索しましたら、二つも出て来ました！（ちょっと著作権のことが気になっていますが、、、？ちゃんと映像と音楽のライセンスは取得しているのかな？？）
若りし時の、岡村さんについては、当方ファンでなかった為（ファンになったのはつい6-7年前！）、実物を拝見したことはありませんが、結構可愛かったようでして、、、。（ああっ、失礼！現在も充分にお綺麗ですよ！）
★ 輝き ★ 岡村孝子 輝き DVD未収録 ２番目のライブ版は、当時26歳の岡村さんの姿ですね（痩せているせいなのか、ちょー若いっ！！）！サビの部分の歌い方が、アルバムとライブとではちょっと違うように感じますが、どちらが本当でしょうか？？
そして、最近はまっている女性ボーカル「noon」の３rdアルバム 「Smilin’」
つまり、ほほえみ。
何か、心が癒やされる歌いっぷりに、心より感謝です！
★ smile ／ noon
なでしこジャパンが世界一になって沸き上がる日本ですが、同時に我々は「明日への元気の元」として、今こそつつましくとも一人びとりが精一杯に「輝き」かつ「笑顔」を忘れずに、毎日を生きたいですね！！
一目惚れでした！
