お待たせしました!今回は、全東京写真連盟専属(?)の新たに選抜された2009年新人モデルを撮影して、フォトジェニック・グランプリ(グランプリ1名、フォトジェニック2名、準フォトジェニック3名)を参加会員の投票で決定する「第26回新人モデル選抜撮影会」です。相変わらず、当方「一目惚れ」の「独断と偏見」で撮影会模様をお伝えいたしましょう!ただし、今回は連盟がモデルさんと契約前でアップ写真の掲載は不可のため、まったくの撮影スナップ風景しか載せられないことをお詫びいたします。またごく少数ですが、登場するモデルさんのお顔全体に完全マスク(絶対に解りません!許可が降りたら、マスクを取るかも?)が掛かっていますが、やむを得ない事情と察していただき、ご了承下さい。
寒さが身に凍みる2月1日(sun)に、上野公園、正式には「上野恩賜公園」内にあります、不忍池の南側に位置する水上音楽堂(屋根付きの野外ステージ、収容人数1,200人)で行われました。天気予報が曇りで風ありとちょっと外れた為なのか、着てきたものが薄くて、当方にとっては「お寒い」開催日になりました。それにもかかわらず、開会式の11時過ぎには、参加カメラマンの数は300人は軽く超えたかと思う程の盛況さでした!
ところで、大昔と言っても17年前の1992年には、新宿野村ビル地下一階の野村ホールとその周辺で、「新人モデル選抜撮影会」が開催されました。当時タレントの松本千恵美さんを司会者としてお迎えして行われました。雨天決行ですから、多分1月26日に行ったと思います。途中お昼近く会員のみで20分間ほど松本さんの撮影会が行われたようですが、あいにく記憶に残っていません(お腹が空いて、この間を利用して食事を取っていたかもしれません!)。50分間の3回の撮影時間がありまして、2回目の撮影終了後の14時が投票〆切になっていました。当時のスケジュール表をよく見ますと、昼食の時間がほとんど無いという、「強行スケジュール」のようでした。出演モデル(恐らくほとんどが素人さんだったと思いますが?)の人数は、40名でしたが、当日の欠席が7~8名いたため、30数名で撮影が行われたようです。これは、第3次審査を兼ねていたためかと思われます。フォトジェニック・グランプリは、荒明典子さんが見事獲得されています。
新人モデルの出番を待つ!
さて今回の撮影会ですが、既に連盟の審査を合格された方の撮影会でして(多分?)、つまり新人モデルさんにとっては最初の撮影会でありまして、フォトジェニック・グランプリを決定するための撮影会になります。ただし、これから本格的な撮影会に入る期間内に、モデルさんが正式に連盟と契約するかどうかがポイントかと思われます。昨年も数名辞退されているようですので、、、。
ようやくお出ましです!
今回は新人モデル候補23名の出演予定でしたが、 実際に出演したモデルさんは21名でした。名前等につきましては、個人情報保護の立場から、また契約締結されていませんので、すべて割愛させていただきます(残念!)。契約成立された時点で、ブログ等掲載OKのモデルさんの芸名や撮影写真などを更新出来ればと思っています。
勢揃いした新人モデル21名
撮影スケジュールは、A組11名とB組10名を午前と午後で計2回(つまりABABの順)撮影するというもので、ちゃんと昼食時間は1時間取ってありました。ただ、A組撮影終了後のB組撮影開始までの休憩時間が無いため少々しんどい思いをしたのは、開催時間等が限られているので仕方ないかもしれませんね!まぁ、勝手に休憩を取って体調管理をしておられる中高年のカメラマンも、この日はいつもより多かった様に感じましたが、、、。なお投票〆切時間は午後1時でした。
今回の撮影枚数は、撮りも撮ったりで、何と584枚、その内モデルさんの撮影は514枚でした。一つには、曇天で暗かったため、最初から外部ストロボ(ストロボ充電時間が短縮されて、スイスイ撮影できました!)を使用したことと、各モデルさんを近い距離で撮影しているため、無駄な移動時間なく直ぐに他のモデルさんを撮影できたためです。
今回新人モデルさんは、一人を除いて21名全員を撮影することに成功しました!稀に見る効率の良さですね!基本的には、水上音楽堂の屋内外をロケ場所にしたため、本当にエネルギーの要らない楽な撮影ではありました。ただどうしても、音楽堂構内などではカメラマンがモデルのバックに入ってしまうため、これは記念撮影と割り切って撮りました。ちょっとコンクール用には難しいでしょう。
音楽堂内での撮影風景から(分かりづらいですが、モデルさんの後方に、違う組のモデルさんが撮影模様を見学しています!)
ここは意外とロケ場所が色んな所にありまして、例えば半円形状に配置した座席や階段、音楽堂の裏側の空間や人工の滝など、面白い程ありました。お昼近くになって、薄晴れになって撮影場所が一時明るくなるような時もあり、まぁ、撮影に関しては「モデルの撮影回数不足」で不満という状況には、まったくならなかったのが良かったと思います。何しろ初対面の新人選抜モデルさんでして、またフォトジェニック・グランプリを決定するためもあり、どのモデルさんにもカメラマンが興味を持って撮影していたことが、当撮影会を成功させた大きな原因かと思います。
21名による午後のモデル紹介
午後は音楽堂をちょっと離れた不忍池などもバックにして撮影がされました。この頃になりますと、大勢のカメラマンの撮影に慣れてきたせいか、午前中より固さも取れてリラックスした笑顔とジェスチャーを表に出したモデルさんも多々見受けられました!中にはひょうきんな「りなこ二世」さんも出現して、カメラマンを楽しませていました(本家もその方面(?)では頑張らないと???)。
※ところで、何も知らない素人会員のぶっ飛びアイデアですが、りなこさんはファンのカメラマンから綺麗な手作り製本の写真アルバムをプレゼントされていました。なかなか素晴らしい「綺麗なりなこさんオンパレードの写真集」でした!そこで、こういうものを連盟で作って、ネット販売などすれば、軍資金ともなり、また専属モデルさんのギャラアップにもなったりと良いこと尽くめですが、、、。素晴らしい写真を撮っているセミプロ級の方が何十人もいることですし、彼らの私蔵(死蔵?)している写真を採用してみては?特に「きもの」のモデル写真は、販売しているものがあまり無いため貴重ですね!何か「ワクワク」してきませんか??
不忍池をバックにして
構内はそこら中で撮影中!!!
受付担当のあさみさんとりなこさん
これは当方の雑感ですが、昔もそうだったのかもしれませんが、最近の若い女性は、物怖じせずに、また非常にひょうきんな一面も恥ずかしがらずに出すところが、やはり「女性上位時代」の表れかとも思いました。そう言う意味で、日本も本当に男女平等になってきたのでしょう!
午後3時に撮影会は無事終了しました。その後の表彰式の際、2008年度フォトジェニック・グランプリの美佳さんから改めて新人モデルさんの紹介がありました。続いて連盟会長の濱田さんから、投票結果が読み上げられ、金山さんと美佳さんとで受賞カップとクラウンとタスキを受賞モデルさんに手渡されました。また美佳さんが、2008年フォトジェニック・グランプリとしての一年を振り返っての「お話」をいただきました。
いよいよ結果発表です!
当方の投票したモデルさんは「可愛い系」のモデルさんでしたが、準フォトジェニックに選ばれました。さてさて、最後に発表されたグランプリは、何と当方の予想していなかったモデルさんでした!午前中に5~6ショットのみ撮影した新人モデルさんでした。確かに、パソコンで確認しますと、「可愛い系」の中でもベストなモデルさんでした!総括しますと、今年の新人モデルさんは、2008年の新人さんのように際立った個性や容姿を持ったモデルさんは少ない様に感じました。ただし、今後撮影を重ねていけば、良い意味で「変身」するモデルさんも多々いるように思いましたが、、、。
結果は来月にはお伝えできるでしょう!
それにしても、今回の2009年度新人モデルさんは、誰もが優れて素晴らしかったと撮影結果を見て感じました!どうか、新人モデルの皆さん!連盟の「ニューヒロイン」になって下さい!何でもそうですが、「人は期待されると、そのような実力(今考えついたのですが、「美人力」といたしましょうか?ウソではありません!ホントに綺麗になるんです!)を全うしようとして、本人の持てる力以上のものを発揮する」ことが科学的にも証明されています。まぁ、今後が大いに楽しみです!
それでは、また次回をご期待ください。ご機嫌よう!!