一目惚れしたこの瞬間に、感謝と乾杯!!

人生長く生きていると種々雑多な事・物が頭に鬱積してすっごく重たい今日この頃です。今こそリフレッシュ!それでは、よろしく!

粒ぞろい!?磨けばダイヤに成長するモデルさん多数!!於全東'09年新人モデル選抜撮影会

2009-02-17 | Weblog

2009年フォトジェニックを待つトロフィー

 お待たせしました!今回は、全東京写真連盟専属(?)の新たに選抜された2009年新人モデルを撮影して、フォトジェニック・グランプリ(グランプリ1名、フォトジェニック2名、準フォトジェニック3名)を参加会員の投票で決定する「第26回新人モデル選抜撮影会」です。相変わらず、当方「一目惚れ」の「独断と偏見」で撮影会模様をお伝えいたしましょう!ただし、今回は連盟がモデルさんと契約前でアップ写真の掲載は不可のため、まったくの撮影スナップ風景しか載せられないことをお詫びいたします。またごく少数ですが、登場するモデルさんのお顔全体に完全マスク(絶対に解りません!許可が降りたら、マスクを取るかも?)が掛かっていますが、やむを得ない事情と察していただき、ご了承下さい。

不忍池南側の広場

 寒さが身に凍みる2月1日(sun)に、上野公園、正式には「上野恩賜公園」内にあります、不忍池の南側に位置する水上音楽堂(屋根付きの野外ステージ、収容人数1,200人)で行われました。天気予報が曇りで風ありとちょっと外れた為なのか、着てきたものが薄くて、当方にとっては「お寒い」開催日になりました。それにもかかわらず、開会式の11時過ぎには、参加カメラマンの数は300人は軽く超えたかと思う程の盛況さでした!

水上音楽堂を望む

 ところで、大昔と言っても17年前の1992年には、新宿野村ビル地下一階の野村ホールとその周辺で、「新人モデル選抜撮影会」が開催されました。当時タレントの松本千恵美さんを司会者としてお迎えして行われました。雨天決行ですから、多分1月26日に行ったと思います。途中お昼近く会員のみで20分間ほど松本さんの撮影会が行われたようですが、あいにく記憶に残っていません(お腹が空いて、この間を利用して食事を取っていたかもしれません!)。50分間の3回の撮影時間がありまして、2回目の撮影終了後の14時が投票〆切になっていました。当時のスケジュール表をよく見ますと、昼食の時間がほとんど無いという、「強行スケジュール」のようでした。出演モデル(恐らくほとんどが素人さんだったと思いますが?)の人数は、40名でしたが、当日の欠席が7~8名いたため、30数名で撮影が行われたようです。これは、第3次審査を兼ねていたためかと思われます。フォトジェニック・グランプリは、荒明典子さんが見事獲得されています。

新人モデルの出番を待つ!

 さて今回の撮影会ですが、既に連盟の審査を合格された方の撮影会でして(多分?)、つまり新人モデルさんにとっては最初の撮影会でありまして、フォトジェニック・グランプリを決定するための撮影会になります。ただし、これから本格的な撮影会に入る期間内に、モデルさんが正式に連盟と契約するかどうかがポイントかと思われます。昨年も数名辞退されているようですので、、、。

ようやくお出ましです!

 今回は新人モデル候補23名の出演予定でしたが、 実際に出演したモデルさんは21名でした。名前等につきましては、個人情報保護の立場から、また契約締結されていませんので、すべて割愛させていただきます(残念!)。契約成立された時点で、ブログ等掲載OKのモデルさんの芸名や撮影写真などを更新出来ればと思っています。

勢揃いした新人モデル21名

 撮影スケジュールは、A組11名とB組10名を午前と午後で計2回(つまりABABの順)撮影するというもので、ちゃんと昼食時間は1時間取ってありました。ただ、A組撮影終了後のB組撮影開始までの休憩時間が無いため少々しんどい思いをしたのは、開催時間等が限られているので仕方ないかもしれませんね!まぁ、勝手に休憩を取って体調管理をしておられる中高年のカメラマンも、この日はいつもより多かった様に感じましたが、、、。なお投票〆切時間は午後1時でした。

 今回の撮影枚数は、撮りも撮ったりで、何と584枚、その内モデルさんの撮影は514枚でした。一つには、曇天で暗かったため、最初から外部ストロボ(ストロボ充電時間が短縮されて、スイスイ撮影できました!)を使用したことと、各モデルさんを近い距離で撮影しているため、無駄な移動時間なく直ぐに他のモデルさんを撮影できたためです。

午前のA組撮影風景から

午前のB組撮影風景から

 今回新人モデルさんは、一人を除いて21名全員を撮影することに成功しました!稀に見る効率の良さですね!基本的には、水上音楽堂の屋内外をロケ場所にしたため、本当にエネルギーの要らない楽な撮影ではありました。ただどうしても、音楽堂構内などではカメラマンがモデルのバックに入ってしまうため、これは記念撮影と割り切って撮りました。ちょっとコンクール用には難しいでしょう。

音楽堂内での撮影風景から(分かりづらいですが、モデルさんの後方に、違う組のモデルさんが撮影模様を見学しています!)

 ここは意外とロケ場所が色んな所にありまして、例えば半円形状に配置した座席や階段、音楽堂の裏側の空間や人工の滝など、面白い程ありました。お昼近くになって、薄晴れになって撮影場所が一時明るくなるような時もあり、まぁ、撮影に関しては「モデルの撮影回数不足」で不満という状況には、まったくならなかったのが良かったと思います。何しろ初対面の新人選抜モデルさんでして、またフォトジェニック・グランプリを決定するためもあり、どのモデルさんにもカメラマンが興味を持って撮影していたことが、当撮影会を成功させた大きな原因かと思います。

午後のモデル紹介-柚奈さんによる紹介です

21名による午後のモデル紹介

 午後は音楽堂をちょっと離れた不忍池などもバックにして撮影がされました。この頃になりますと、大勢のカメラマンの撮影に慣れてきたせいか、午前中より固さも取れてリラックスした笑顔とジェスチャーを表に出したモデルさんも多々見受けられました!中にはひょうきんな「りなこ二世」さんも出現して、カメラマンを楽しませていました(本家もその方面(?)では頑張らないと???)。

 ※ところで、何も知らない素人会員のぶっ飛びアイデアですが、りなこさんはファンのカメラマンから綺麗な手作り製本の写真アルバムをプレゼントされていました。なかなか素晴らしい「綺麗なりなこさんオンパレードの写真集」でした!そこで、こういうものを連盟で作って、ネット販売などすれば、軍資金ともなり、また専属モデルさんのギャラアップにもなったりと良いこと尽くめですが、、、。素晴らしい写真を撮っているセミプロ級の方が何十人もいることですし、彼らの私蔵(死蔵?)している写真を採用してみては?特に「きもの」のモデル写真は、販売しているものがあまり無いため貴重ですね!何か「ワクワク」してきませんか??

不忍池をバックにして

構内はそこら中で撮影中!!!

受付担当のあさみさんとりなこさん

 これは当方の雑感ですが、昔もそうだったのかもしれませんが、最近の若い女性は、物怖じせずに、また非常にひょうきんな一面も恥ずかしがらずに出すところが、やはり「女性上位時代」の表れかとも思いました。そう言う意味で、日本も本当に男女平等になってきたのでしょう!

 

ひょうきんな新人モデルさん①(お顔は完全極秘です)

ひょうきんな新人モデルさん②(お顔は完全極秘です)

 午後3時に撮影会は無事終了しました。その後の表彰式の際、2008年度フォトジェニック・グランプリの美佳さんから改めて新人モデルさんの紹介がありました。続いて連盟会長の濱田さんから、投票結果が読み上げられ、金山さんと美佳さんとで受賞カップとクラウンとタスキを受賞モデルさんに手渡されました。また美佳さんが、2008年フォトジェニック・グランプリとしての一年を振り返っての「お話」をいただきました。

いよいよ結果発表です!

2008年度グランプリの美佳さんによるモデル紹介

 当方の投票したモデルさんは「可愛い系」のモデルさんでしたが、準フォトジェニックに選ばれました。さてさて、最後に発表されたグランプリは、何と当方の予想していなかったモデルさんでした!午前中に5~6ショットのみ撮影した新人モデルさんでした。確かに、パソコンで確認しますと、「可愛い系」の中でもベストなモデルさんでした!総括しますと、今年の新人モデルさんは、2008年の新人さんのように際立った個性や容姿を持ったモデルさんは少ない様に感じました。ただし、今後撮影を重ねていけば、良い意味で「変身」するモデルさんも多々いるように思いましたが、、、。

結果は来月にはお伝えできるでしょう!

 それにしても、今回の2009年度新人モデルさんは、誰もが優れて素晴らしかったと撮影結果を見て感じました!どうか、新人モデルの皆さん!連盟の「ニューヒロイン」になって下さい!何でもそうですが、「人は期待されると、そのような実力(今考えついたのですが、「美人力」といたしましょうか?ウソではありません!ホントに綺麗になるんです!)を全うしようとして、本人の持てる力以上のものを発揮する」ことが科学的にも証明されています。まぁ、今後が大いに楽しみです!

 それでは、また次回をご期待ください。ご機嫌よう!!


プリンターとインクと用紙の不思議な関係?!

2009-02-09 | Weblog

「2008年浅草羽子板撮影会」のコンクール用試しプリント

 突然のブログとなりますが、何卒よろしくお願いします。今回は、モデル撮影会の事ではありませんので、撮影会についてのコメントはありません。ちょっとお堅い話になる箇所もあるかもしれませんが、また途中でお披露目いたしますプリントしたものに「モデル」さんが登場するかも知れませんので、最後まで目を通して頂ければ幸いです!分かり易い様に章立てにしました。

Ⅰ.久しぶりに、インクジェットプリンターを買え代えて

 10年近く使ってきたセイコーエプソンのインクジェットプリンター「PM-780C」が、遂に壊れました!用紙サイズを誤った事に気付いて、直ぐに用紙を逆に、強引に引っ張ってプリント回避しようとしましたが、時既に遅く。。。結局、用紙送り用のゴムが伸びてしまったようです。これで修理に出しても数千円必要ですので、新品のプリンターを買うことにしました。エプソンかキヤノンかでちょっと迷いましたが、やはり写真品質では優位に立っている(と当方は思っていますが?)エプソンの「EP-301」にしました。翌日新宿Y店で、重いのも何のその?、お持ち帰りしました!6Kgちょっとの重量でしたが、帰路途中休みながら何とか持ち帰りました。

EP-301外観

 開梱して、マイルームの定位置に置いて、何だか筐体のサイズが一回りぐらい大きくなっているように感じました。確かにブラックフェイスの最新のデザインは、「これがプリンターなの?」と見紛われる程の「小粋」で「精悍さ」を全面に出しています。また給紙サポートなども筐体と一体化していて、折り畳めば埃などが入らない様に出来ていて、使わない時に出っ張りがなく、余計なスペースを取らないようデザインされています。ちなみに収納時の外形寸法は、PM-780Cが450W×246D×182Hmm(重量約4.1Kg)で、EP-301が450W×282D×187Hmm(同5.5Kg)と、案の定奥行きが36mm程長くなっていますが、結局「四角い箱形」になったことが、大きく感じる原因ですね!

 購入前に下調べした時の最新プリンターの最大メリットは、CD/DVDのメディアへの直接レーベル印刷が可能、写真品質のプリントがすごく速い、6色染料インクによる印字品質が現在最高クラスという点でした。そして忘れてはならないのが、プリンターの購入価格が、以前(PM-780Cの当時の価格は、34,800円税別)と比較して何と1/3以下になったと言うことです!実際販売店のポイントによる還元を入れますと、1万円そこそこで購入したことになります!そして、使用しての感想ですが、ビックリする程の「インクジェットプリンターの進化」を目の当たりにしました!

EP-301プリント時の排紙トレイ開状態

Ⅱ.驚異の進歩を遂げたインクジェットプリンター

 モデル撮影会コンクール用に小サイズ用紙(L/2L判、迷った時は六切り、気分によりA4!)による試しプリントは以前からプリンターで行っていましたが、30~50枚プリントするのに半日以上掛かっていました。それが、何と2時間余りで楽々プリント出来てしまう「驚きの速さ」を体験したことです! 旧機種(PM-780C)ではL判用紙に3~4分掛かっていたプリントが、新機種(EP-301)ではたった22秒と、物凄く速くなりました!その上、印字品質は見違える程綺麗に、DPEでプリントした様に仕上がります。もう画質については何も不満はありません!その上、プリントヘッドの移動の静かなこと!「騒音」というレベルは、完全に霧散しました!

 さらに、インクカートリッジが1色ずつに別れているため、インクが無くなったものから交換するという「省エネ」指向です。使った感じでは、カートリッジのインク量は以前より増量しているようです。私感では、旧機種と比較して2~3倍近くは使用出来るようです。 巷では、純正インクカートリッジの価格が高過ぎるという不満があるようですが、確かに6色合計の価格は5,000円以上と「非常に高価」に思えますが、長持ちすることは事実なので致し方ないでしょう。それに、プリンターの価格を1万円近くへとビックリする程値下げしているので、要するに初期投資金額を抑えて、買い易くしているメーカー側の販売戦略と言えるでしょう。当方の推定では、恐らくはプリンターにのみ開発費や生産コストを上乗せすれば、現在の3倍以上の販売価格になると思われます。以前よりさらに精密化されていて、やはり本当は3~4万円はするでしょうね!

写真画質プリンタブルDVDケース

写真画質プリンタブルDVDケースとメディア

 近年のインクジェットプリンターは、CD/DVDメディアに直接レーベル印刷が出来ることは知っていましたが、ようやく当方もその恩恵にあずかることができました!CD/DVDメディアをトレイに載せて、それを移動させてプリントする方法ですね。非常に良くできていまして、付属のCD/DVDプリントソフトも簡単に使えました。見事にプリント出来ますね!サンプル例をお見せいたしますが、これで「オンリーワン」のCD/DVDが、ものの数分で出来上がってしまう「簡単さ」と「凄さ」ですね! 最近では、メディアメーカーの協力(?)もあってか、「写真画質」並の「光沢」と「あざやかさ」と「耐水性」を実現しているブランクメディア(例えば、太陽誘電That's写真画質プリンタブル、日立マクセルPremium耐水光沢レーベル、TDK写真画質DVD-R データ用など)も発売されています。価格は1~2割り増しですが、写真データを保存するのですから、こういうのを使って保存するというのは、何か「時めくもの」を感じて嬉しいものですね!プレゼント用などにも使えますし、非常に面白いですね!インクジェットプリンターの将来的な可能性も、さらに大きくなってきましたね!

ホワイトレーベルにプリントしたDVD

 ここに書くとアイデア料は頂けなくなりますが(メーカーは既に考案中かも!?)、プリントした用紙を、レーザープリンターの様に定着させてインクがどんな時にも水などで流れ出さない様にすると、素晴らしいことになりそうですね(つまり、プリントした写真用紙の後処理機を作るんです!)。まさに「印刷物」的なものとして扱えて、本などが作れる訳ですから、、、。「only one」的な本が出来上がります!ブログなども、これで本にして100年後も読めたりして、、、?

Ⅲ.家庭用インクジェットプリンターへの変遷

 そもそもコンピューター用(家庭用はパソコン用です)プリンターとは、金属端をドット状に並べてインクリボンを用紙に叩き出して印字したドットインパクト方式が最初の様に記憶しています。その後、用紙の熱融合を用いた感熱方式、インクリボンをサーマルヘッドで熱によって用紙に転写させる熱転写方式などを経て、レーザー光によるレーザープリンターがコンピューター周辺機器としてプリンターの主役へ躍り出ます。これ以降、家庭用プリンターの市場は大きく展開していきます。インクを熱して用紙に噴射させて吹き付けるサーマル方式インクジェットプリンターを米国HP(ご存知ヒューレットパッカード社)が開発したことを端に発しています。当初は家庭用や業務用でほぼ100%近い世界シェアを誇っていました。ここに着目していたのが、ドットインパクトプリンターメーカー大手のセイコーエプソンであり、小型レーザープリンターの大手、キヤノンの日本メーカー2社でした。恐らくこれら日本メーカー2社が競いあったのが、よりインクジェットプリンターの開発競争、販売競争に拍車が掛かったのでしょう!あっという間にHPを抜き去り、世界の家庭用プリンターの需要をこの2社が独占したという訳です。ちなみに、セイコーエプソンはピエゾ素子を高速振動させてインクをノズルから噴き出させて(実際は振動で押し出す)用紙に定着させる方式(MACH方式と呼んでいる)です。

Ⅳ.インク&用紙ビジネス

 両社ともプリントヘッドなどの技術的な開発は既に一段落しており、今後は如何にプリンターを「色々な環境で快適に」かつ「様々な用途」に使用出来るかが開発競争の主軸になっているかと思われます。さらには、開発当初より戦略的に推し進めてきた「インク&用紙ビジネス」が、そろそろ「曲がり角」に差しかかってきたとも思われます。写真用紙に関しましては、色々な用紙メーカーが販売しておりまして、百花繚乱の状況ですね。

 インクカートリッジは、大変な事態になっています。ご存知「インクの詰め替え」や「リサイクルカートリッジへの詰め替え品」が純正よりも安い価格で販売されていますが、昨年のセイコーエプソンとキヤノンのインクカートリッジに関する特許侵害裁判の結果が、国内では明暗を分けてしまいました。敗者のエプソンとしては、今後商売道具のインクカートリッジをどの様にするのか、当方は興味があります。インクなぞは、大量生産すればそれはそれは安価に生産可能な消耗品ゆえ、純正に近い色の出るものも、こんなハイテク時代ですから、造れない訳はないと思います。ただメーカーが本気で対策すれば、リサイクル詰め替え品を閉め出すことは造作もないこととは思いますが、、、。

各色分離タイプインクカートリッジ

 サプライ品や消耗品ビジネスは、プリンターに限ったことではありません!一眼レフカメラが交換レンズを多数品揃えしているのも、カメラ以上にレンズで稼ごうとしている訳ですから、、、。プリンターを沢山の人に使ってもらうことが、インクや用紙の売り上げにどれ程寄与するのか、想像を絶する様な売上増加率でしょうね!セイコーエプソンさんには悪いけれど、その中のインクに着目した企業はある意味「もっと凄い(せこい?)」と思います。つまり、例えは悪いけれど、「人のフンドシで相撲を取る」ようなものです。さらにひどい言い方となりますが、「ハイエナ」みたいなものかと、、、(失礼!)。と言っても、用紙だって純正のものがあったり、他メーカーのものがあったりしますので、特許などに違反していなければ、堂々商売すれば良いと思います。ただし低価格ゆえ、印字品質や耐久性などには多少問題があるようですね?!

Ⅴ.各社の写真用紙について一言

 ところで、各社の写真用紙につきましては、色々なものを購入してプリントしながら、自分なりに評価しています。そんな中で気がついた写真用紙の「一目惚れ」流の注目点としまして、①インクが混ざり合って出来る各色の用紙への表現バランス性、②暗い部分やシャドウ部の階調表現の多さ、③純白の表現性、などです。色再現性は良くても、各色間のバランスが変だったり欠けている場合、写真の「リアリティー」から遠のきます。つまり、その用紙の「派手」「地味」などの傾向とは違って、本物らしく見えない、どこか嘘くさい写真となります。暗い部分は、例えば女性の髪の毛の一本一本の色合いや森の緑のグラデーション、シャドウ部は日陰の部分の微妙な色合いなどの表現力が見えるかどうかになります。白は重要ですね!インク自体では白を表現出来ませんから、用紙のプリント面の純白度が低いと、これも本物らしく見えない場合が生じてしまいます。

 何で色々な用紙を試しているのかと言いますと、試しプリントなので、100年保たなくて良いし、保存しないため厚い紙でなくても良い訳です。それに、確認すれば結局は捨ててしまう場合が多いので、高価な写真用紙でなくて、安価でありながら写真の色表現をバランス良く、暗部やシャドウ部を「らしく」表現していれば、「OK」な訳です。そのため、ちょくちょく各メーカーの写真用紙を試していると言うことです。誰でも、最終的に破棄するものに大金を投資したくありませんから、、、。 

Ⅵ.一目惚れの写真用紙インプレッション

 その結果をここで取り上げたいと思いますが、あくまでこれは「一目惚れ」が「独断と偏見」でプリントした結果としてみて下さいね。あと、販売価格的なものは、新宿Y店での購入が多いため、若干の価格のバラツキや高低につきましては多目に見て下さい。また用紙の名前などは、2009年2月現在を基準にしています。またすべてをテストした訳ではありませんで、売り場でサンプルを見て、良さそうなものだけですので、その点はご了承下さい。

各社の写真用紙2L判

各社の写真用紙l判

 純正のセイコーエプソン製の写真用紙ですが、これは各グレードにプリンターを合わせた設定が可能なため、信頼面では大きいと思います。ただ、やや高価なのが難点。「エントリー」でも充分でしょう。各色のバランスは自然で問題ありません。これ以上に非常に素晴らしかったのが、富士写真フイルムの「画彩写真仕上げPro」でして、シャープな(色の境界線の滲みが少ないこと)見え方、シャドウ部の階調表現などは見事です。これはハイテク技術「LUMINAX」が採用されていますが、メーカーに自信があるためか、やや高価です。選りすぐりのこの写真で「勝負」と思った時に、使用しています。同社の「画彩写真仕上げHi」は、旧機種、新機種共に今一つピリッとしませんでした。むしろ「画彩写真仕上げValue」がキリリとしていて、シャドウ部などは「Pro」には追いつきませんが、沢山プリントするならば推薦です。純正「エントリー」より、シャープかと思います。 コクヨの「デジカメ写真用紙 光沢(染料)」は白いトーンのものに強みを発揮しました。夏のプールサイドでの水着女性などにはピッタシの色乗りです。L判など枚数の多いものは、大変お買い得感があり「買い」でしょう。同社の「デジカメ写真用紙 絹目」もバランスの良い、白いトーンに向く用紙です。日立マクセルの「プロ仕上げ 高画質フォト用紙 光沢」は、派手さはありませんが、バランスの整った用紙でした。プリントにおける失敗は無いのですが、あまりこの用紙でなければという「特徴」を感じなかったかもしれません、、、?エレコムの「プラチナ フォトペーパー厚手」は、色乗りがやや薄く、無難なバランスでした。同社の「超光沢の写真用紙 厚手」の方が色乗りはまだ良い方ですが、いずれにせよ似た傾向です。三菱化学メディアの「写真出力専用インクジェット専用紙 光沢タイプ」は使用サイズはA6でしたが、なかなか上手い味付けをしています。ある程度シャープ(ソフト気味であってキレもある)で色乗りは良く、バランスも良いです。自然な色の出力ですね!最後にキヤノンの写真用紙「光沢ゴールド」ですが、どちらかと言えば染料向けのような気がしました(つまり当方のプリンタ向きです)。純正とはまた違った色乗りとバランスがあります。細かい色のニュアンスの比較は専門家でないので解りませんが、失敗のない用紙かと思います。それに価格的にも、多少安く設定してあります。これは使えます!以上、取り止めもなく写真用紙のインプレッションを書いてきましたが、お試しプリント用としましては、純正「エントリー(EPSON Colorio 純正用紙 写真用紙エントリー<光沢>)」、キヤノン「ゴールド」、富士写真フイルム「Value」、コクヨ「デジカメ写真用紙光沢(染料)」を推薦します。最新のプリンターでしたら、失敗のないバランス、シャープさ、色乗りが表現出来るかと思います。

 ちなみに今後テストしたい写真用紙では、キヤノン「写真用紙 光沢(シルバー?)」、セイコーエプソン「フォトマット紙」(白色度97%、ただしA4サイズ以上を発売)ぐらいですね!

魅力的!撮影会用RAWデータ保存DVD

 DVDには、もちろんモデル撮影会用の写真RAWデータが保存されていますが、このようにレーベルを自慢の写真で飾っておけば、「ああ、あれはこういう撮影会で、モデルの誰々を撮ったなぁ」と直ぐに記憶がよみがえります!皆さんも、魅力的な、ご自慢のモデル写真で「ときめき」の保存用DVDを作りましょう!

 また、綺麗にプリントされた写真用紙は、モデルさんにプレゼントした方が、保存したり破棄するよりは良いかもしれませんよね!モデルさんにも、非常に喜ばれているみたいですし、、、。まぁ、これにつきましては、あくまで「綺麗に撮れた写真」があった場合ですが、、、???


何故か波長が合ってしまったモデルKさんには感謝感激!?於09府中市郷土の森撮影会

2009-02-03 | Weblog

郷土の森博物館本館付近より

 今回は、中三週置いて2月1日に開催された全東京写真連盟主催の「2009年府中市郷土の森 梅まつり撮影会」の模様を「独断と偏見と下手の横好きスナップ写真」でお伝えしましょう。当方は、ここは初体験となりました。

梅まつりの広告

 府中市内ではありますが、前回の「都立府中の森公園」とは違って、ちょっと交通の便が悪かったです。京王線・JR南武線の分倍河原駅から市営の循環バスに乗って10分もしないところにあります。バスの本数が少なかったため、モデルさんと「呉越同舟(?)」となりました!ただ、バスの後部にいたため、はっきり確認出来たモデルさんは、「あのブログ(トップの御本人の写真が素敵!)」でお馴染みの手島さんと「大きく(?)つぶらな瞳」の金山さんでした。後の3~4名の方は、普段着ならぬ「普段顔」のモデルさんに慣れていないため、名前が思い出せなくて申し訳ない、、、!

本館からけやき並木路を見る

 前日降った雨が嘘の様に晴れ渡って、やや風があったものの「撮影会日和」となりました。この日は2月1日から3月8日まで開催されている「梅まつり」(約60種1100本の梅園があります。開催期間中に色々な催し物が行われるそうです!)の初日となり、館内の梅園ではあちこちに梅を撮影するカメラマンを見かけることができました。今回は博物館(復元建造物や茶室を保存しています。またプラネタリウムも併設されています)への入場料は、自腹となりました(モデルさんは顔パス?)。

 さて、撮影会ですが、モデルの「はなえ」さんが当日欠席となりましたが、総勢14名の豪華出演となりました。今回は、人気のあるモデルさんが多数出演したため、参加カメラマンは300人近くに達したかと思われます。

開会式のモデル紹介

 恒例のモデル紹介をいたしましょう!今回で2008年度の新人モデルさんはお役ご免となりました。契約更新が無い場合は、本当に「これが最後のお別れ」となります。既に去年の内に去ったベテラン・新人モデルさんも居るようですが、、、。

  1. 和香(2008年度契約更新モデル)
  2. 佐野 いつみ(2008年度契約更新モデル)
  3. 福田 啓子(2008年度契約更新モデル)
  4. あさみ(2008年度契約更新モデル)
  5. 花梨(2008年度契約更新モデル)
  6. 神山 みゆき(2008年度契約更新モデル)
  7. 水原 美優(2008年度契約更新モデル)
  8. 美佳(2008年度フォトジェニック・グランプリ)
  9. 金山 リカ(2008年度準フォトジェニック)
  10. 柚奈(2008年度準フォトジェニック)
  11. さとみ(2008年度準新人モデル)
  12. 手島 亜希子(2008年度準新人モデル)
  13. (2008年度準新人モデル)
  14. りなこ(2008年度準新人モデル)

 既に全東を去ったモデルさんでは、明日香、原三佳、 内海紅美、水野莉佳さんが公言しています。下線の付けたモデルさんを主に撮影しました。モデルの撮影枚数は392枚と平均的でした。今回は多数モデルさんを撮影できませんでした。ちょっと移動距離が長いと、困難な場合も出てきますね!

和香さん

久しぶりの福田啓子さん(髪型をイメチェン?いつも余分なことをしでかして申し訳ない!しかしこんな芸当が出来るのは、彼女しかいないので、やはりホントウに貴重かと?!)

花梨さん

撮影風景(和香さん)

やすらぎ池(前は小川で、池は左奥です)

 今回は、奇数と偶数番号のモデルさんのロケ場所を2分割しての撮影となりました。ただし、当方はこれについて開会式の説明で深く理解していなかったせいか、風情のある水車小屋や竹林がある場所に撮影しに行ったのは午後の最終撮影時間でして、かなり悔やまれます!ロケ場所によって雰囲気が随分と変化して、撮影者のインスピレーションなりを大きく刺激する場合もありますので、、、。

華さん

花梨さん②

花梨さん③

やすらぎ池に向かう路

 昼食の時、博物館の喫茶店で、相席となったカメラマン氏から、「あそこはピーカンでなく、光が柔らかくて良い撮影が出来ました!」と聴かされていたものの、地理的状況が把握しづらく、まったくカメラマンの姿が見えない状況では、見えているモデル撮影場所から抜け出して、もう一方へ出掛けるのは、残り時間が少ないと、ちょっとリスキーですね!

午後のモデル紹介

 ところで写真を見て、もうお気づきかと思いますが、何とモデルの花梨さんのファンになってしまいました!?と言うのは冗談でして(悪い冗談!? OR 良い冗談??)、行く先々で、花梨さんが良いロケ場所にいるじぁーありませんか?この日の役員さんの感が冴えていたのか、はたまた花梨さんと当方との「何かしら」の波長が合ったのかは定かでありませんが、結局100枚以上撮影しています。このモデルさんは、あまり自我を出さず、「モデル」として笑顔を絶やさず、つまりプロ根性に徹しているように感じます!それと、ファッションセンスも抜群で、艶(あで)やかな色遣いを心懸けて(写真写りが良いですね!)、被写体としても優れていると思います!(褒めても、何も出ないかな???)今回、白い洋服が多かった中で(連盟側の指示?梅対策?)、極めて素敵でした!

あさみさん

佐野いつみさん※ジーパンが似合うという素晴らしさ!何でもOKかな?

美佳さん

りなこさん※りなこ、いつまでそんな事をしているの!もう子供じゃないのょ!?(いつも目玉にして本当にご免なさい!でも人気は急上昇でしょ!?そんなことより更新おめでとうございます!!)

手島亜希子さん

柚奈さん

神山みゆきさん

 と言う訳で、午後の最後の時間に竹林に駆けつけた時には、またまたモデルの花梨さん(当方の年齢からすると「ちゃん」づけがしっくりきますが駄目かな???)と、ご対面でした! こうなったら、今回は彼女を、さらに掲載するしかありません!!!竹林に真っ赤な洋服が凄く似合っていて、本当に最高ですね!

花梨さん※大きなハートは重たくないのかしら???

花梨さん⑤

花梨さん⑥大笑いするのも彼女の魅力の一つ?

花梨さん⑦

※なお、ここに掲載したモデルの写真は、全て全東の「2009年府中市郷土の森 梅まつり撮影会」で当方が撮影したものです。モデルさんにも肖像権がありまして、故に二次使用は禁止です。

 と言う訳で、無事撮影会は終了しました!しかし問題は、帰路にありまして、バスがカメラマンで「すし詰め状態」に、、、!残念ながらカメラを仕舞ったため、その情景はお見せ出来ません。また駅まで(?)歩くカメラマンも出る始末、、、。結局、今回は結構しんどい撮影会となりました!

閉会式

 次回の2月15日は、「2009年新人モデル選抜撮影会(雨天決行!)」です。上野の水上音楽堂・不忍池畔周辺での撮影です。大昔(17年前!)参加したことがありますが、フォトジェニックを我らがカメラマンの投票で決定することになります。恐らくは、二次オーディション合格モデルさんは20名以上の出演になります。一眼レフを片手に、物見遊山で撮影するのも結構楽しいかと思います。これが最初で最後の方もおられるかと思いますので、大変な「出会い」になるかもしれませんね!ご興味のある方は、どんどんご参加ください。PRを兼ねてお知らせしました。

 それでは、また次回まで!ご機嫌よう!

散会①

散会②