GL工法
(通称GL工法(Gypsum Lining))」
GL工法
GLボンドによるせっこうボ-ド直張り工法
【特長】
省力化
コンクリ-トの不陸直し、下地調整及び下地骨組を必要とせず、作業が省力化される。
簡単な施工
下地にGLボンドをダンゴ状に塗りつけせっこうボ-ドを直接圧着するだけで、特殊な技術を必要としない。
工期短縮
GLボンドの硬化後、直ちに継目処理ができ乾燥期間を経て仕上がる。
断熱材としてコンクリートの躯体に発砲ウレタンを吹付けておいてから、石膏系接着剤を使っての直張り方法

マンションの壁は、仕上げ工法は「直張り工法」と「GL工法」に代表される「ふかし壁仕上げ」に大別できる。
直張り工法は遮音性がある。
一方、GL工法に代表される「ふかし壁仕上げ」は直張り工法とは違ってコンクリートの表面はそのままでGLボンドや軽量鉄骨、木軸などを使った下地に石膏ボードを貼り付け、クロスなどで仕上げます。
二重壁になるので遮音性が高いように思いますが、コンクリートと壁仕上げの間に空洞があり、音が響いて太鼓現象が起こる可能性がある。
遮音性が求められる場合、界壁にGL工法は用いないほうが良い。
GL工法
石膏ボードを接着材で貼る工法。
コンクリート面に接着剤をダンゴ状に塗り、ボードを押し付けて張る。
下地、骨組みを必要とせず施工が簡単。
「直張り工法」ともいう。
ボード圧着の際、床面からの水分の吸い上げを防ぐため、くさび等を利用して、床面から10mm程浮かせて貼り付ける。