平仄
ひょうそく
漢詩などで声調を合わせる為に規定された平字と仄字の配列法のことを言います。
現在では、つじつまや条理を意味します。
『学研新漢和大字典』
漢字をその漢字の音の響きによって平字と仄字にわけたもの。
平字は、平らに発音して高低がない。数が多いために、韻書では、上平・下平の二部にわかれる。
仄字は、調子が片よった字音のことで、上・去・入の三声にわかれる。
大漢語林』によりますと、「(前略)平韻は、高くて平らな音で、上平と下平にわかれて三〇韻、仄韻は、高低の変化のある音で、上・去・入の三声にわかれて七六韻がある。漢詩においては、一句の中の平字と仄字の組み合わせにより、音律の調和が図られる。(後略)」とあります。
平仄を合わせる
つじつまを合わせるという意味の表現。
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