

昨夜は少し熱帯夜がなくエアコン無しで寝たが1時過ぎ目が覚めるとラジオ深夜便の“ミッドナイトトーク”で天野祐吉コラムニストのご隠居対談でゲストは英文学者の外山滋比古氏だったゲストの名前も全く知らなかったが英文学者お堅いトークだと思っていたが、これが面白くオボロゲに最後まで聞き入った。 リタイァしたら物事を考える時は全て頭の中を空っぽにしてゼロから考えると明快な答えが得られるとユーモアたっぷりに語る。 また、農耕民族の日本人は歳をとってもユーモアやジョークに馴染めない人種だそうだ。 和歌や俳句の良さは解るが高齢になって難しいものはさけて、日本にはユーモアたっぷりの川柳がある。
加賀の千代女の俳句に「起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな」があるが、だれの川柳か分からないが「お千代さんそんなに広けりゃ入りましょうか」(笑)
加賀の国松任(白山市)聖興寺の千代尼堂へ行った時、バスガイドがこんな話をしていたのを聞いたことがある。 千代女は俗説では鬼瓦顔をした醜女で“加賀のお殿様が、女流俳人として名高い千代女の噂を耳にして、金沢城に召し出させたときのことですが、お殿様のお出ましがあり、御殿の大広間で平伏していた千代女が、「お面(も)てを上げてもよい」とのことで、お面てを上げたところ、「加賀の千代とやら 何にたとえよう 鬼瓦」とおっしゃったので、千代女はすかさず「鬼瓦 天守閣をも下に見る」”とみんなを笑わせたのを思い出す。
オーストラリアにいた時もそうだがオージーはジェスチャー交じりで陽気に接してくる。 人種は別として陽気でPKKで逝ったほうが悔いはないのである。 このラジオ深夜便の“ご隠居対談(隠居大学)”10月11日(月)までお好きな時間にPCで聞けるそうだ。
「ラジオ深夜便」は良く聞きますが、時間的にこの“ミッドナイトトーク”聴けません。今このコメントを書きながらパソコンで聴いています。
有難うございます。