ご主人さまは、居合道の初段もお持ちなのだ!ビデオは1級の時のだから少し変。でも迫力あるんだよ。だって太刀は2尺4寸2分で、拵えは「竹に虎」に統一。金象嵌の鍔、目貫、兜金、石突金からハバキに至るまで「竹に虎」のこだわり特殊仕様、刃紋は名刀正宗とおなじ夢想乱れ、鞘は朴材に黒蝋色漆の羽二重、消耗の激しい鯉口には備前の竹材使用、下げ緒は西陣絹の1本金糸織平組紐で、刀身重量は1.2kgで切羽寄りに重心を仕上げ、新刀で無名だが名刀の1本なんだ。
ご主人様は、家で練習中なんども電燈のカバーを割って家族のヒンシュクをかったので、今はおとなしく錆びないようにお手入れをするだけ。ご主人さまかわいそー。でも抜刀術の練習はしているらしく、柄頭の前の空間が少しあれば抜けるそうだ。すごい!でもなんの役に立つの?ご主人様。
奥居合って古流の技が何本もあるんだよ。
でもとっても大変。なぜって重い甲冑を
想定した刀法なんだ。ご主人さまは膝を痛めた
ため、残念したんだよ。