I think. Therefore I am

自由気ままなな文学活動
活用なき学問は無学に等し

専門無き教養人と理性なき人間

2007-11-26 | 実家・北海道
北海道滝川市と聞いて
去年は滝川市立江部乙小学校いじめ自殺事件で教育の脆弱さを見事に露呈し
印象的だったのは‘遺書’を‘手紙’と言って事件を闇に葬り去ろうとしたこと


で、今回は何を隠そうもない介護タクシー詐欺事件

教育の次は福祉で不祥事とろくなことが無い町だ

みのもんたの朝ズバッ!のコメンテーター末吉さんに
「同じ北海道でも夕張は赤字再建団体になって大変なのに
2億も出せるとは裕福な町ですよね」と見事に皮肉られる始末

実のところは夕張に近いと言うべきか、そうならんようにしてるんだろうけど
結局は毎年のように市民税・固定資産税などを増税して
教育・福祉といったところの予算をどんどん削減する悪循環

マックス・ウェーバーは
「世の中は専門無き教養人が我が物顔にふるまう」と
予言していたけど、見事に当たってるな
例に出すまでもなく騙された滝川市の担当職員は良い例なんだろう

デカルトさんは『方法序説』で
‘良識はこの世で最も公平に分配されたもの’
つまり人間は理性を持って生まれてくると言ってるのですが

詐欺事件で騙した容疑者には理性の使い方が悪いと言うのか
それよりも理性がさび付いていると言うべきだ

これで、来年度から増税するなんて言ったら
滝川市民は何と言うだろうか
市民はポリアーキ(多数の支配者)としての役割を果たせるかも見物です


最新の画像もっと見る