なぎのあとさき

日記です。

一人になると

2006年08月29日 | パリところどころ
オルセー美術館の後は、
また橋を渡り、カルーゼル凱旋門、
ルーブル美術館を通って、
コメディ・フランセーズまで歩く。
さすがに観光客が多く、
怪しい免税店なんかもあってごみごみしている。

コメディ・フランセーズの辺りで、
ダーが仕事の打合わせをしてる間、
カフェのテラスで、一人で過ごす。
お茶、コーヒーとお水、ハーブの、綺麗なオムレツ。
街ゆく人を眺めたり、「スワン家の方へ」を読んだり。
ちょっとトイレに立った隙にマイセンライトが消えていた。

この辺りのカフェは、高くてあんまり美味しくないという噂で、
確かにちょっと高かったけど、
カフェの中にいたスーツの店長らしき人が、
アラン・ドロンのようないけめんだった。
ブルーグレーの瞳で、甘い微笑みを浮かべて、
とろけるようなフランス語で「トイレは階段の下です」といわれ、
ポーッとなった。

パリはいけめん率が高く、
どこにいても、視界に常に最低でも1人は、
多ければ2、3人、俳優レベルのいけめんが。
それも、昔ながらの、
髪ファサー…みたいな王子系のいけめんだ。

お茶に飽きると、サントノレ通りをぶらぶらして、
セレクトショップ、コレットに行ってみた。
soldes中とはいえ、ちょっと手の出ないお値段。
ショップの店員さんがまたゴージャスないけめん揃いで、
特におしゃれブラダは究極だった。
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