安全は何番目？

ＪＲ福知山線の事故が先週起こり、多くの方がなくなった。
とても悲しい出来事だ。

大きな事故が起こると、二度と同じことが起きないように
皆願うのに起きるのはどうしてなのだろう。

「安全第一」という言葉が、昔日本の多くの工場には掲げてあった
気がする。今でもそうかもしれないが・・

今の日本は何か大切なことを忘れてしまっている気がする。
どの企業でも、生産性の向上とか成果とか利潤の追求とかを
生き残りをかけて一番の目標に掲げている気がしてならない。
決して悪いこととは思わないが、利用するお客さんや
そこに働く社員の安全が確保されてからの話だと思う。
人の安全を考えない企業を許してはいけない。

ただ、人は安全というものにどれだけの意識を向けることが
出来るだろうか。まして、コストが発生するとしたら・・

車を買うときに自分はどうだろう。
自分を守るためにサイドウィンドウのエアバックが１０万で、
同じ金額でナビゲーションが買えるとしたら、いつ使うかわからない
エアバックを選べないと思う。
多くの人が同じ選択をするのではないだろうか。

多くの人たちが安全というものに、もっと意識がいき、それを
企業に要求していったら、少しは良くなると思っている。

今の日本企業は、コスト削減の第一候補に挙がるのは教育と
安全に深く関係する保守・維持費の削減からが多いと聞いた
ことがある。

人の命、すなわち安全が第一になるのはどの時代になっても
決して変わってはいけないと感じる。　

皆さんはどう考えるだろうか？？