安い富貴蘭

昔、憧れていた品種が格安で手に入る

あの頃買った人はガッガリだな。

高級品だと思って喜んでいたら、突然十分の一以下だもんなぁ。

なんか、それまでの努力を全否定された気持ちになる。

私も相当なダメージを被ったが、まだマシ。

富貴蘭に本格的に目覚めたのが、ここ10年くらいだから、すでに下降曲線だった。

自分はなんとなく、ヤバいことに早めに気づけたのが良かった。

三光中斑の剣龍や建国宝のオークションでつり上げに遭った。40近くまで行った挙句、落とせなかった。

あ、富貴蘭の値段ってこうやって無理やりつけてんだ。と思った。

だとすれば、あとは暴落あるのみだ。以来、富貴蘭は買っていない。

時勢に疎い人は未だに富貴蘭を買っているようだが、かわいそうで見てられない。

少し待てば半額以下に下がるのになぁ。これから、どんどん下がる。

まずは玉金剛系、翠華殿系、建国系、黒牡丹系の順に。まずは金剛宝、神の雫、御神渡てある。

一本、100近くもした木が、あれよあれよ、と数万円まで下がる。

植物の価値が下がったのではなく、需要がなくなるだけの話

若手趣味家がいないというだけのこと。誰が最後の毒饅頭を食うのか、見ものである。

ある程度は協会役員が責任をとるべき。私腹を肥やしたメンツもいるわけだから、ある程度はペイできるはずだ。

ここまで趣味人口を減らした責任は彼らにもあるからね。