まだ放射線源が無いので動作チェック出来ていませんが製作実験をしています。
電離箱式はガイガーカウンタと違い空き缶等で簡単に検知部を作る事が出来ます。
缶のそこに穴を開け検知電極を突き出して前開口面にベータ線を通す様にアルミフォイルを貼り付けるだけです。
(シールドが重要。配線はリークが無いように空中配線を行い部品はコンタミ除去のため無水アルコールで拭いておく必要があります。)
放射線が飛び込むと外の缶から電極にバックグラウンドで数fA~数十fA(フェムトアンペア pAの3桁下)程度の電流が流れます。
これをダーリントン結合のトランジスタやらFETで計るわけです。(ダーリントントランジスタは抵抗入りは入力抵抗が低くてダメです。)
(トランジスタ方式とFET方式の案)
FET方式は感度の面で有利と思われるのですが困った問題があります。
数fAの微小電流を電圧に変換するためにゲートに数百Gオーム(ギガオーム)などというとても簡単には売っていないような高抵抗が必要です。
前に紹介したアメリカのホームページでも入手に苦労しているようです。
無ければ「作る」しかないのですが何せ数百ギガオームの抵抗測定が必要です。
LTspiceでダーリントントランジスタ結合の「抵抗計」をシュミレーションして考えた回路が次の回路です。
(数百ギガオーム検出回路)
実際はhfeがバラついていたりとまったく正確では無いのですが大ざっぱにはオーダーレベルでの測定は出来そうです。
これで色々計って見つけたのが「ベーク板で出来たラグ端子を切り出すと大体300GΩ位?」の様な感じになることが分かりました。
(ラグ板の抵抗測定)
左上は切り出す前のラグ板です。これでそのうちFET方式も試して見るつもりです。
電離箱式はガイガーカウンタと違い空き缶等で簡単に検知部を作る事が出来ます。
缶のそこに穴を開け検知電極を突き出して前開口面にベータ線を通す様にアルミフォイルを貼り付けるだけです。
(シールドが重要。配線はリークが無いように空中配線を行い部品はコンタミ除去のため無水アルコールで拭いておく必要があります。)
放射線が飛び込むと外の缶から電極にバックグラウンドで数fA~数十fA(フェムトアンペア pAの3桁下)程度の電流が流れます。
これをダーリントン結合のトランジスタやらFETで計るわけです。(ダーリントントランジスタは抵抗入りは入力抵抗が低くてダメです。)
(トランジスタ方式とFET方式の案)
FET方式は感度の面で有利と思われるのですが困った問題があります。
数fAの微小電流を電圧に変換するためにゲートに数百Gオーム(ギガオーム)などというとても簡単には売っていないような高抵抗が必要です。
前に紹介したアメリカのホームページでも入手に苦労しているようです。
無ければ「作る」しかないのですが何せ数百ギガオームの抵抗測定が必要です。
LTspiceでダーリントントランジスタ結合の「抵抗計」をシュミレーションして考えた回路が次の回路です。
(数百ギガオーム検出回路)
実際はhfeがバラついていたりとまったく正確では無いのですが大ざっぱにはオーダーレベルでの測定は出来そうです。
これで色々計って見つけたのが「ベーク板で出来たラグ端子を切り出すと大体300GΩ位?」の様な感じになることが分かりました。
(ラグ板の抵抗測定)
左上は切り出す前のラグ板です。これでそのうちFET方式も試して見るつもりです。