![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/33/6a0ddeb04db471599f138016db782702.png)
カルテットを観た。
松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生。いいキャストで面白い。
冬の軽井沢の別荘で共同生活を送り、弦楽四重奏(カルテット)を組む4人。それぞれが何かの思惑を胸に抱えてるようで、ちょっとサスペンスタッチなドラマだ。
次回予告の前、番組最後に椎名林檎作詞作曲の主題歌「おとなの掟」が流れる。これがまたいい仕上がりなのだ。
松たか子と満島ひかりがジャズシンガーのような雰囲気で歌う。妖艶で神秘的。このドラマの「全員片想い、全員嘘つき」というキャッチフレーズを象徴してる。
しかしこのドラマ、一つだけケチをつけるとしたら高橋一生の役どころだ。
脚本家が高橋君を当て書きしたのかどうかはわからないが、ちょっとひどいな。
高橋君は35歳でなぜか美容室のアシスタント。スタイリストに「シャンプーお願い」とか言われて客に「あら?店長さんに洗ってもらうなんて」なんて勘違いされてる。
そう、言っておく。35歳でシャンプーしかできないアシスタントなどまずいない。全国21万件ある美容室で、こんなスタッフを抱えてる店はまぁ無いだろう。あるとすれば、店長かオーナーの愛人か妾だろうよ。
しかも土日に軽井沢の別荘に泊まって共同生活とレストランでの演奏。
指名客を持ってる主婦のスタイリストならいざ知らず、シャンプーしかできないスタッフで土日に休むスタッフなんて美容室は傭いません。これは以前上野樹里主演の「ラスト・フレンズ」で、長澤まさみが美容室のアシスタント役をしてた時も思った。
さらに言えばビオラ奏者がシャンプーをする(しかしない)仕事につくわけが無い。
爪と指を大事にする弦楽器奏者が、手荒れやあかぎれ、爪などに悪いシャンプー業務などするわけが無い。脚本家は美容室のインターン(今は存在しない)かアシスタントのこの指を見たことが無いのか。美容室に行ったことが無いのかもしれない。
バイオリンやビオラ奏者は学生時代に体育の時間、突き指防止でバレーボールさえしない。指を守るから包丁を使っての料理もしない。なのに高橋一生は美容室のアシスタントだわ、別荘で唐揚げ揚げてるわ。
松たか子も松田龍平も満島ひかりも、役作りか演技力のせいかちゃんと音楽奏者に見えるのに、高橋一生だけがそうが見えない。
さすが、全く共感できなくて視聴率も悪かったドラマ、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の脚本家。
「唐揚げにレモンをかけるか」論争のくだりは面白かったが、ちょっと尺が長すぎて「こいつ鬱陶しい奴」としか思えないくらい。こだわりを持って生きてる奴とか、何かと細かいことにこだわる奴ってキャラにしたいのかもしれないが、それならパンツをはいてないとかそんなくだらん事はいらないのでは。
今度のカルテットは坂元裕二氏オリジナルの脚本らしい。この人の作品はあまり多くは知らないが、「東京ラブストーリー」のように原作(柴門ふみ)があったらいいのかもしれない。
実は今回の第1話を見るまでこのドラマは、てっきり鬼塚忠さんの「カルテット」をベースにしたドラマだと思ってた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/86/31cfb0ce4c9749fb2bb9d4c8ef30b1ef.jpg)
全く違ったよ。勘違い。
でも、松たか子のご主人さんは失踪したのか、松たか子に殺されたのか。松たか子はなぜ声が小さいのか。金のためにスパイしてる満島ひかり以外の二人はなぜ偶然を装って集まったのか。どんどん松田優作に似てくる松田龍平のストーカーみたいな怖さ。
サスペンスとして充分面白いんだから、第2話も期待。
ちなみにカルテットという日本映画もある。宮崎駿の映画音楽で有名な久石譲さんが撮った音楽映画。この主役が袴田吉彦だった。
袴田吉彦は愛人に不倫暴露されたが、その際に利用してたホテルがアパホテル。そのアパホテルは今、ホテルに置いてある本が30万人の南京大虐殺など無かったというような内容を含む本だということでちょっと炎上してる。
うーん、袴田吉彦。愛人に暴露されたのは恥だが、なんとなく役に立ってるような気がする。気のせいか。
松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生。いいキャストで面白い。
冬の軽井沢の別荘で共同生活を送り、弦楽四重奏(カルテット)を組む4人。それぞれが何かの思惑を胸に抱えてるようで、ちょっとサスペンスタッチなドラマだ。
次回予告の前、番組最後に椎名林檎作詞作曲の主題歌「おとなの掟」が流れる。これがまたいい仕上がりなのだ。
松たか子と満島ひかりがジャズシンガーのような雰囲気で歌う。妖艶で神秘的。このドラマの「全員片想い、全員嘘つき」というキャッチフレーズを象徴してる。
しかしこのドラマ、一つだけケチをつけるとしたら高橋一生の役どころだ。
脚本家が高橋君を当て書きしたのかどうかはわからないが、ちょっとひどいな。
高橋君は35歳でなぜか美容室のアシスタント。スタイリストに「シャンプーお願い」とか言われて客に「あら?店長さんに洗ってもらうなんて」なんて勘違いされてる。
そう、言っておく。35歳でシャンプーしかできないアシスタントなどまずいない。全国21万件ある美容室で、こんなスタッフを抱えてる店はまぁ無いだろう。あるとすれば、店長かオーナーの愛人か妾だろうよ。
しかも土日に軽井沢の別荘に泊まって共同生活とレストランでの演奏。
指名客を持ってる主婦のスタイリストならいざ知らず、シャンプーしかできないスタッフで土日に休むスタッフなんて美容室は傭いません。これは以前上野樹里主演の「ラスト・フレンズ」で、長澤まさみが美容室のアシスタント役をしてた時も思った。
さらに言えばビオラ奏者がシャンプーをする(しかしない)仕事につくわけが無い。
爪と指を大事にする弦楽器奏者が、手荒れやあかぎれ、爪などに悪いシャンプー業務などするわけが無い。脚本家は美容室のインターン(今は存在しない)かアシスタントのこの指を見たことが無いのか。美容室に行ったことが無いのかもしれない。
バイオリンやビオラ奏者は学生時代に体育の時間、突き指防止でバレーボールさえしない。指を守るから包丁を使っての料理もしない。なのに高橋一生は美容室のアシスタントだわ、別荘で唐揚げ揚げてるわ。
松たか子も松田龍平も満島ひかりも、役作りか演技力のせいかちゃんと音楽奏者に見えるのに、高橋一生だけがそうが見えない。
さすが、全く共感できなくて視聴率も悪かったドラマ、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の脚本家。
「唐揚げにレモンをかけるか」論争のくだりは面白かったが、ちょっと尺が長すぎて「こいつ鬱陶しい奴」としか思えないくらい。こだわりを持って生きてる奴とか、何かと細かいことにこだわる奴ってキャラにしたいのかもしれないが、それならパンツをはいてないとかそんなくだらん事はいらないのでは。
今度のカルテットは坂元裕二氏オリジナルの脚本らしい。この人の作品はあまり多くは知らないが、「東京ラブストーリー」のように原作(柴門ふみ)があったらいいのかもしれない。
実は今回の第1話を見るまでこのドラマは、てっきり鬼塚忠さんの「カルテット」をベースにしたドラマだと思ってた。
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全く違ったよ。勘違い。
でも、松たか子のご主人さんは失踪したのか、松たか子に殺されたのか。松たか子はなぜ声が小さいのか。金のためにスパイしてる満島ひかり以外の二人はなぜ偶然を装って集まったのか。どんどん松田優作に似てくる松田龍平のストーカーみたいな怖さ。
サスペンスとして充分面白いんだから、第2話も期待。
ちなみにカルテットという日本映画もある。宮崎駿の映画音楽で有名な久石譲さんが撮った音楽映画。この主役が袴田吉彦だった。
袴田吉彦は愛人に不倫暴露されたが、その際に利用してたホテルがアパホテル。そのアパホテルは今、ホテルに置いてある本が30万人の南京大虐殺など無かったというような内容を含む本だということでちょっと炎上してる。
うーん、袴田吉彦。愛人に暴露されたのは恥だが、なんとなく役に立ってるような気がする。気のせいか。
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