子供の頃、夏はカルピスか麦茶。
今では同じ麦でも麦種=ビールのほうが嬉しいんだが、それでも麦茶はよく飲んでる。
冷蔵庫で冷やしてゴクゴク飲む。番茶の冷めたのも美味しいが、氷をぶち込んでキンキンに冷やした麦茶は格別。
でも、冬は寒いからあんまり飲まない。冬はもっぱら熱いお茶。
一時期お茶にはまって、あれこれ買い集めて飲んだ話は以前に書いたが、熱いお茶と冷たいお茶はぜんぜん違う。
麦茶は「焙煎した大麦の種子を煎じて作った飲料」
緑茶は 「摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げたものに湯を注ぎ、成分を抽出した飲料」
って定義だ。
つまりこの二つは、似てて全く異なる飲料。豆乳と牛乳みたいなものだ。
コーヒー派?紅茶派?とか、紅茶派?緑茶派?というのならまだわかるが、麦茶派か緑茶派かって聞かれると困る。
水出しとか氷で淹れた冷茶と、同じく冷やして飲む麦茶とは全く別のものと思ってるから。
麦茶も番茶もやかんにぶち込んで、沸かして飲むものだ。どちらも冷めてもうまい。しかし、急須でじっくり水出しした冷茶と比べるってこと自体無茶だろうよ。
熱いお茶と冷たいお茶のどちらが好きなのかとか、ペットボトルでなら緑茶か麦茶、どちらを買うかとか聞かれるなら答えようもあるのだがね。
ペットボトルのお茶と、急須で淹れるお茶ややかんで沸かすお茶は別物だ。
インスタントコーヒーと缶コーヒーとドリップコーヒーくらいの差。午後の紅茶とティーパックの紅茶とマイセンで入れる紅茶くらいの差。
それくらいの差がある。
緑茶の「おーいお茶」とか「伊右衛門」とかは飲める。これは急須で淹れるお茶と、ペットボトルの茶は全く別物だと思ってるからだが、麦茶のペットボトルは苦手。なんかまだ違和感がある。ペットボトルの麦茶を買うなら爽健美茶の方が好き。ハト麦・玄米・月見草・大麦・黒ごま・どくだみ・はぶ茶・・・いっぱい入ってて体に良さそうだ。
ペットボトルのサントリーの烏龍茶は好き。大塚製薬から出てた(今もあるのか?)JAVA TEAも好き。最初にペットボトルや容器に入った方を飲んだからだな。だからか、ジャスミンティーはペットボトルのはダメ、よー飲まん。やはりティーパックでも構わないから淹れたてを飲みたい。
九州宮崎で、焼酎の霧島を冷たい麦茶で割ってゴクゴク飲むという方法を教わって以来、夏の焼酎はロックか麦茶割で飲む。でも芋焼酎を熱い茶で割るなら絶対深蒸し茶とかの方がうまい。熱い麦茶で割ったらなんのことかよくわからん味になる。一度試してくれ。
寿司を食う時に麦茶は合わない。玉露も合わないし、ほうじ茶も合わない。粉茶が一番合う。
中華料理なら麦茶より緑茶より、烏龍茶やジャスミンティの方が合う。プーアル茶(黒茶)でも合う。
ケーキなどの西洋菓子には日本茶も麦茶も合わない。ここはやっぱり紅茶だ。
パンにも日本茶も煎茶も緑茶も麦茶も合わない。紅茶かコーヒーだな。
カレーにも麦茶も緑茶も合わない。カレーは水かチャイだな。
チャイは茶葉に香辛料を加えたもので、マサーラー・チャイが正式名称。でもチャイって東南アジアではお茶のことを指す。ロシア語、ペルシア語、トルコ語でも茶は「チャイ」だ。ちなみにtea(ティー)も元は茶が変化した言葉だ。つまり茶もティーもチャイも一緒ってことだ。
でも不思議。日本茶に牛乳を入れたりミルクで割るって言ったら「うわぁ、気持ち悪!」って言われるのに、紅茶にミルクとか、チャイにミルクって全然違和感ないでしょ?あれはなんでだ?同じ茶葉なのにね。
紅茶にもチャイにも砂糖を入れて飲んでもなんとも言われないが、「日本茶に砂糖を入れて飲む」なんて言ったら、変人か味覚障害か悪趣味ってなじられる。
そのくせ抹茶アイスだの抹茶ケーキだのは平気でみんな食ってる。不思議だ。
先入観ってやつのせいか。
全然話は変わるが、奈良の県境で起きた宇治茶畑のすぐ横の土砂採掘事件。
あれって、どうなるんだろう。行政処分の罰金なんてしれてるだろう?ちゃんと元どおりに整備してくれるのか?
一応専門家ってやつが、土砂崩れの心配はないとか言ってるが、専門家の言うことはあてにならんからなぁ。
何より茶の収穫を、あの崖のキワは手摘みでやるしかないからね。機械は怖くて入れれないらしい。
ちなみに、あまり知られてないが宇治茶っていうのは宇治で取れるお茶のことじゃなく、宇治茶を名乗れる品質って認められた茶のこと。朝廷献上用などに認められてた宇治の茶や、茶人が好んで使ってた宇治茶のレベルってこと。だから、静岡の掛川茶でも宇治茶と呼ばれる場合もあるのだよ。今風に言うとブランドだね。でも、今なら産地偽装とかまた言われそうだけどな。
日本にはおいしいお茶どころがいっぱいある。
福岡八女、佐賀嬉野、静岡金谷、三重四日市、奈良田原、鹿児島知覧、・・・産地で選んでもいいし、釜炒り茶、深蒸し茶って製法で選んでもいい。どちらも奥が深い。
千利休の茶の湯の世界、煎茶の世界、そしてペットボトルの気軽な茶の世界。
それぞれ楽しんで飲んだらいいよね。
今では同じ麦でも麦種=ビールのほうが嬉しいんだが、それでも麦茶はよく飲んでる。
冷蔵庫で冷やしてゴクゴク飲む。番茶の冷めたのも美味しいが、氷をぶち込んでキンキンに冷やした麦茶は格別。
でも、冬は寒いからあんまり飲まない。冬はもっぱら熱いお茶。
一時期お茶にはまって、あれこれ買い集めて飲んだ話は以前に書いたが、熱いお茶と冷たいお茶はぜんぜん違う。
麦茶は「焙煎した大麦の種子を煎じて作った飲料」
緑茶は 「摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げたものに湯を注ぎ、成分を抽出した飲料」
って定義だ。
つまりこの二つは、似てて全く異なる飲料。豆乳と牛乳みたいなものだ。
コーヒー派?紅茶派?とか、紅茶派?緑茶派?というのならまだわかるが、麦茶派か緑茶派かって聞かれると困る。
水出しとか氷で淹れた冷茶と、同じく冷やして飲む麦茶とは全く別のものと思ってるから。
麦茶も番茶もやかんにぶち込んで、沸かして飲むものだ。どちらも冷めてもうまい。しかし、急須でじっくり水出しした冷茶と比べるってこと自体無茶だろうよ。
熱いお茶と冷たいお茶のどちらが好きなのかとか、ペットボトルでなら緑茶か麦茶、どちらを買うかとか聞かれるなら答えようもあるのだがね。
ペットボトルのお茶と、急須で淹れるお茶ややかんで沸かすお茶は別物だ。
インスタントコーヒーと缶コーヒーとドリップコーヒーくらいの差。午後の紅茶とティーパックの紅茶とマイセンで入れる紅茶くらいの差。
それくらいの差がある。
緑茶の「おーいお茶」とか「伊右衛門」とかは飲める。これは急須で淹れるお茶と、ペットボトルの茶は全く別物だと思ってるからだが、麦茶のペットボトルは苦手。なんかまだ違和感がある。ペットボトルの麦茶を買うなら爽健美茶の方が好き。ハト麦・玄米・月見草・大麦・黒ごま・どくだみ・はぶ茶・・・いっぱい入ってて体に良さそうだ。
ペットボトルのサントリーの烏龍茶は好き。大塚製薬から出てた(今もあるのか?)JAVA TEAも好き。最初にペットボトルや容器に入った方を飲んだからだな。だからか、ジャスミンティーはペットボトルのはダメ、よー飲まん。やはりティーパックでも構わないから淹れたてを飲みたい。
九州宮崎で、焼酎の霧島を冷たい麦茶で割ってゴクゴク飲むという方法を教わって以来、夏の焼酎はロックか麦茶割で飲む。でも芋焼酎を熱い茶で割るなら絶対深蒸し茶とかの方がうまい。熱い麦茶で割ったらなんのことかよくわからん味になる。一度試してくれ。
寿司を食う時に麦茶は合わない。玉露も合わないし、ほうじ茶も合わない。粉茶が一番合う。
中華料理なら麦茶より緑茶より、烏龍茶やジャスミンティの方が合う。プーアル茶(黒茶)でも合う。
ケーキなどの西洋菓子には日本茶も麦茶も合わない。ここはやっぱり紅茶だ。
パンにも日本茶も煎茶も緑茶も麦茶も合わない。紅茶かコーヒーだな。
カレーにも麦茶も緑茶も合わない。カレーは水かチャイだな。
チャイは茶葉に香辛料を加えたもので、マサーラー・チャイが正式名称。でもチャイって東南アジアではお茶のことを指す。ロシア語、ペルシア語、トルコ語でも茶は「チャイ」だ。ちなみにtea(ティー)も元は茶が変化した言葉だ。つまり茶もティーもチャイも一緒ってことだ。
でも不思議。日本茶に牛乳を入れたりミルクで割るって言ったら「うわぁ、気持ち悪!」って言われるのに、紅茶にミルクとか、チャイにミルクって全然違和感ないでしょ?あれはなんでだ?同じ茶葉なのにね。
紅茶にもチャイにも砂糖を入れて飲んでもなんとも言われないが、「日本茶に砂糖を入れて飲む」なんて言ったら、変人か味覚障害か悪趣味ってなじられる。
そのくせ抹茶アイスだの抹茶ケーキだのは平気でみんな食ってる。不思議だ。
先入観ってやつのせいか。
全然話は変わるが、奈良の県境で起きた宇治茶畑のすぐ横の土砂採掘事件。
あれって、どうなるんだろう。行政処分の罰金なんてしれてるだろう?ちゃんと元どおりに整備してくれるのか?
一応専門家ってやつが、土砂崩れの心配はないとか言ってるが、専門家の言うことはあてにならんからなぁ。
何より茶の収穫を、あの崖のキワは手摘みでやるしかないからね。機械は怖くて入れれないらしい。
ちなみに、あまり知られてないが宇治茶っていうのは宇治で取れるお茶のことじゃなく、宇治茶を名乗れる品質って認められた茶のこと。朝廷献上用などに認められてた宇治の茶や、茶人が好んで使ってた宇治茶のレベルってこと。だから、静岡の掛川茶でも宇治茶と呼ばれる場合もあるのだよ。今風に言うとブランドだね。でも、今なら産地偽装とかまた言われそうだけどな。
日本にはおいしいお茶どころがいっぱいある。
福岡八女、佐賀嬉野、静岡金谷、三重四日市、奈良田原、鹿児島知覧、・・・産地で選んでもいいし、釜炒り茶、深蒸し茶って製法で選んでもいい。どちらも奥が深い。
千利休の茶の湯の世界、煎茶の世界、そしてペットボトルの気軽な茶の世界。
それぞれ楽しんで飲んだらいいよね。