GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

石川遼 日本メジャー初優勝

2015-12-06 15:32:18 | Talk is Cheap
石川遼が日本メジャー初勝利。って速報が流れてきた。
一時期、やたら勝ちまくって「遼フィーバー」と言われた時期があった。
そのイメージがあったので、メジャー初勝利はちょっと意外だった。

日本プロゴルフ選手権大会 · 日本ゴルフツアー選手権 · 日本オープンゴルフ選手権競技 · ゴルフ日本シリーズ。
うーん、違いが今ひつわからん。
海外のメジャーみたいにマスターズとか、The Openとか、わかりやすく出来へんかねぇ。
今回、遼君が勝ったのは、国内男子ツアーの最終戦にあたる『ゴルフ日本シリーズ』。
今年一年のツアー優勝者だけで競われる大会。言うなればその年のチャンピオンを決める大会だ。

海外で中々いい結果が出せなくて、タイガーウッズと同じようにスランプか?とか、
松山君に追い抜かれたような報道をされたりしてたけど、ここ最近は凄く安定したショットしてたもんね。。

次は海外ツアー、そして海外メジャーで是非タイトルを。
彼なら出来る気がする。

暴走老人は日本昔話からいた

2015-12-06 05:51:10 | Talk is Cheap
四人に一人が高齢者と言われる今。
年金や介護の問題よりも、暴走老人がヤバい。

一昔前は「すぐキレる若者」が問題になったが、今は「すぐキレる老人」。
スーパーやデパート、街でこんなキレた老人をよく見かける。

暇だからいちゃもんつけてるのか?謝るという事をしたくないのか?
若造にはナメラレたくないのか?今の世の中を作ったのは俺たちだというプライドか?
一人暮らしや家族に誰にも相手されないから喋りたいだけなのか?
自分は間違っていない。自分は正論を述べてる。冷静に話すならともかく、キレて大声で喚く老人は鬱陶しい。
これって社会で認められてない疎外感を認めたくないから、自分を誇示する行動だろ?

車の事故も連日報道されてる。
人混みや店舗に突っ込む。信号無視や高速道路・一般道を逆走する。
そのほとんどは事故の後必ずこう言う。「何があったか覚えてない」

ボケが始まってるのか認知症か、それはともかく公安委員会は早急に高齢者の運転免許更新制度を考えてほしい。
1年に一度診断書付きで適性試験を受けてもらって更新するとかしないと、こんな事故は後を絶たない気がする。

老人をないがしろにする気はない。
重たい荷物を持ってようがいまいが、ヨタヨタ歩いてたら声をかける。
電車でしんどそうにしてたら席を譲ってあげる。
切符売り場でもたもたしてたら声をかけてあげる。

でもね、そういう事しても最近礼を言われる事がめっきり減ったのよ。
勿論見返りや礼を期待してしてるんじゃない。
なのに、「まだそんな歳じゃない」とか「大きなお世話だ」って言わんばかり。
別にいいけどさ、そういう態度貫くなら年金は返してから言ってね。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ(桃太郎)
昔あるところに竹取りの翁というものありけり(竹取物語)
昔の童話にはおじいさんやおばあさんが出てきた。
そのほとんどはニコニコ笑ってるイメージ。
おむすびころりんも仲睦まじい老夫婦だし、一寸法師でもいい老夫婦だ。
人生の終盤にかかって、余生を楽しみながら、人の為によかれとする行為をし、礼節を重んじて若者に助言を与える。
そんな老人が多々描かれてる。

でも、いい老人ばかりが書かれてる昔話だけじゃない。
欲に満ちて、人の言う事聞かない、自分勝手な老人も描かれてる。

みんなが知ってる花咲か爺さん。この隣の爺さんは暴走老人だ。
裏の畑でポチが鳴くから、正直爺さんが掘ったら大判小判がざくざくでてきた。
それを見てた悪い爺さんが真似して無理矢理犬に掘らしたら、あれって残飯出てきたんだっけ?
キレた悪いジジイは隣の正直爺さんの犬(ポチ)を殺す。この辺りは現代の暴走老人と変わらない。
悲しんだ爺さんがポチを火葬してその灰をまいたら、枯れ木に花が咲いた。
噂を聞きつけてお偉いさんが村にやってくるというので、悪いジジイはまたも真似して犬を殺し、焼いてその灰を撒いた。
花は咲かず、それどころか偉い役人さんは目に灰が入った。腹いせに悪いジジイを捕まえて・・・その後どうなったんだ?

なんか、現代の暴走老人を予見してるような話だ。
年金問題で直訴しに行って、役所職員の対応が悪いってガソリン撒いて火をつけたり、車で突っ込んだりする。
現代版のハナサカジイサンの話は幾らでも作れそうだな。

鶴の恩返しでもおばあさんが暴走する。
鶴が「機を織ってるところは絶対見てはいけない」って言ってるのに、止める爺さんを無視して覗いてしまう婆さん。

舌切り雀の話でもバアさんがキレてる。
ジジイが可愛がってた雀がバアさんの作ったノリをつついたくらいで、怒って雀の舌を切る。
心配した爺さんは雀の様子を観に行くと、回復してて一安心。
いつも可愛がってくれて心配して来てくれた爺さんに、雀はつづらを二個見せる。
「おじいさん、おみやげにどちらでも好きな方を持っていってくださいな」
このじいさんは謙虚だ。
「ありがとう。でも、わたしはこの通りおじいさんだから、あまり大きなつづらは持つ事が出来ない。小さい方をいただくとしよう」
こんな謙虚な爺なら、電車で喜んで席も譲るし、道も譲ってあげようって気になるよね。
おじいさんは小さなつづらを家に帰って開けたら、中には大判小判に宝石やサンゴがたくさん入っていた。
それを見てバアさんが自分は何もいい事してないのに、雀のところへ行ってつづらを請求。
雀がどっちを?って言う間もなく大きい方を選んで帰る。
まぁ、結果は見えてるわな。大きいつづらの中身は虫や蛇や化け物が入ってた。(どうやって雀がつづらの中にこれらを入れれたのかは不問ね)

この欲張りで、自分勝手なババアも今でいう暴走老人だな。
自分は年金積立金払ってないのに、「年金が少ない」とか、今まで旦那の給与でやりくりしてて、旦那が定年退職したら「家にずっといて鬱陶しい」って。
今まで仕事一辺倒だった旦那は、友達もいなく、趣味も無い。
家でゴロゴロしてるジジイ。このジジイに三食作るが面倒だ。
育児放棄じゃなくて老人放棄。
旦那をほっといてバアさんはランチを友人と楽しんだり、カルチャースクールに通ったり、旅行を楽しんでる。

あっそうか、だからか。現代の暴走老人にジジイが多いのは。
車の運転がおぼつかなくなってきてるのを自覚してるが、買い物の付き添いや送り迎えの運転が出来なくなったら、バアさんに愛想尽かされると思ってるのか。
俺は今まで社会の為に頑張ってきたんだ~って、鬱憤が蓄積してるのか。

やばいなぁ。ますます暴走老人は増えそうだ。