革ジャンを染める

どうもどうもご無沙汰です！！

最近ものつくり系にツイてまして
今回は革ジャンを染めて欲しいとのご依頼。

なんでも誕生日のパーチーで
ケーキ顔にドーンでドッキリを受けたそうで
そのときに着ていた革ジャーンにベットリ
ステキな思い出とシミがこびりついてしまったそうです。

楽しかったけどこれじゃ着れないよーゴアえもーん！
って事で、染めちゃいます！

そんなに見かけないグレーの革ジャンで
おしゃれだったのですが
じゃあまあ、黒ならシミもわからなくなるだろうって事で
色は黒で決まり。

アルコール系の染料と、うすめ用アルコール
あと色止め＆コート液、
１００均で筆とお皿を買ってきたよ。

あ、あと、ビールとか買っちゃったｗ

いきなり原液で塗っちゃうとマズイらしいので
染料を４倍くらいに薄めて下塗りしたよ。

柔らかーい皮ジャンでドンドン吸いこんでいくよ
そしてビールはドンドンオラたちに染み込んでいくよ。

皮製品の染めは昔、１０年位前にやったことがあって
その時は小物ばっかりで、
革ジャンみたいなデカい物ははじめて。
でも何とかなるもんだね～
ちゃちゃのちゃーあはは。ビールウマイ！！

友達　「まさか１０万円の革ジャンを加工するとは思わなかったよ～」

じゅ！えっあっおあっ！

ゴア「ど、どおりで柔らかくて気持ちいいね～あはは」

友達「そうそう、お気に入りのシープスキンだったんだ」

ゴア「あ、そ、そうなんだ、あはは～」

い、いえない・・・皮を染めたりするの１０年ぶりで
大物は初めてとか言えない・・・
失敗は許されないよう・・・
ビールとか飲んじゃってるけど・・・

もう塗っちゃってます後戻りはできません。
それでもなんとかペタペタペタと
順調に色を重ねていきます。

ビールに夢中で塗る前の写真撮り損ねたよ。
なんとなくわかるかな・・・

で、
何回か塗っていくと

なんか凄くいい！！

なんか元の色との関係なのか
ブルーグレーになってきて
さらに塗っていくと、緑がかった紺っぽくなって
なんだかシブい皮ジャンになったよ！
ちょっと高級っぽくて大人っぽい。

イイねコレ！コレイイね！

う、うまくいったよ・・・
どうなるかと思ったけどね・・・
１０万とか台無しにできないよ・・・ふぅ

いやー良くなった！マジ良くなった！

じゃあ後は色とめ＆コートだね。
このために１００均で霧吹きも買いました。
霧吹きだったら簡単に均一に吹けるだろうって事で。
便利なものは使わなくちゃ損ですよ。ガハハ

じゃあベランダで。
ハンガーに吊るして、準備万端！
せーの！

ブブッ、ブヂュ！

ギャーーーーーーーーーー！！
ダマで出てきた！！！

あああああ・・・・
おもっきり斑点に・・・・

やばいやばい！
とりあえず、筆で一回なじませよう！！
うひぃぃぃぃ！！


霧吹きだなんて素人判断で安易でした・・・
ちょっとリッチで渋い皮ジャンは
マダラでギラギラしちゃって
なんだか安っぽく・・・

なんとかマット感だけでも取り戻そうと
ヤスリがけをバッチリしてみることに。

６００～８００番くらいの紙やすりで
なんとかコート皮膜を落としたよ。

頑張ってマットな感じは戻ったけど
最初のダマでできた斑点はちょっと無理っぽかった。

でもなんか、そんな感じの皮ジャン？
もともとこんな感じ？
にも・・見えなくもなくもなくもなくもないかもしんないかもかも。

お友達にはそれでもなんとかＯＫもらって
秋に着るから！と言ってくれたよ。

ああよかった・・・。

よい子のみんなは
裏とかの見えない場所で試し塗りとかしようね！！！！