きまぐれ日記「あばよ昨日、よろしく未来」

西武ライオンズと鹿児島をメインに更新していきたいと思います。

西武、猛攻17安打で3連勝☆☆☆

2007年06月16日 22時55分13秒 | 西武ライオンズ(2007)
<西武>猛攻17安打で3連勝 広島は黒田の不調で借金10
 ○西武12―2広島●(交流戦)

 17安打の西武が3連勝。交流戦最下位を脱出した。四回に4連打などで4点を奪い逆転。五回は和田の3ラン、六回は中島の3ランと和田のソロでだめを押した。西口は8回2失点の好投で4月28日以来の6勝目。広島は黒田が誤算で3連敗。借金が10に膨らんだ。
 ▽西武・伊東監督 西口、和田という投打の柱がしっかり仕事をした。(上位に)上がっていくには2人の力が必要になる。(復調の)いいきっかけになればいい。
 ▽広島・ブラウン監督 黒田が1イニングに4点も取られたのは非常に珍しい。打線のつながりが少ないが、選手たちは努力している。
 ▽西武・西口 (自身の連敗を5で止め、4月28日以来の6勝目)チームが連勝中で勢いを止めたくなかった。試合前に小学1年の娘から「勝ってよ」とメールをもらい、励みになった。
 ◇打線発奮、立役者は不振にあえいでいた和田…西武
 10連敗中の貧打がうそのように打線が発奮した西武。5月8日以来の2けた得点で3度目の3連勝となった。立役者が不振にあえいでいた和田だ。
 1点を追う四回無死一、二塁。「どうでもいいと開き直った」のが良かった。広島・黒田のフォークボールをうまくとらえて左翼線へ運び、5月22日以来の適時打。五回には3ラン。六回には高めの直球を中堅左へ放り込んだ。「久しぶりに中堅方向へしっかり打てた。今季1番」という会心の当たりだった。
 開幕直後は好調だったが徐々に下降線をたどった。得点圏打率は2割1分台。両リーグワーストの14併殺打で好機をつぶす場面が多く、右肩痛で先発落ちもあった。「打たなきゃ、という気持ちが空回りした」。
 悪循環を断ち切るため、打撃コーチや親しい通訳に相談し、「自分を追い込まない」と気持ちを切り替えた。その結果、余裕を持って打席に立てるようになり、力まないスイングを取り戻した。
 中島、カブレラは昇り調子。頼もしいベテランが帰ってきたことでチーム上昇の態勢は整った。【立松敏幸】
 ○…連敗ストップを託された広島・黒田だが、今季ワーストの7失点で降板。ブラウン監督は「黒田が1イニングに連打で4点も取られるのは珍しい」と、エースの乱調を嘆くしかなかった。打線も9安打で2得点と、つながりを欠くちぐはぐさ。勝率5割で突入した交流戦だが、これで借金が今季最多の10となり、西武にかわって交流戦最下位に転落。それでもブラウン監督は「選手たちは胸を張ってやっている」と前を向いていた。