きまぐれ日記「あばよ昨日、よろしく未来」

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西武 価値ある2連勝で最下位脱出☆☆

2007年06月14日 22時52分04秒 | 西武ライオンズ(2007)
西武 価値ある2連勝で最下位脱出
西武4-3阪神

144試合分の1ではなかった。前日は7―0大勝で連敗を10で止めた。この日は接戦をものにして5月6日(ソフトバンク戦・ヤフードーム)、8日(楽天戦・フルスタ宮城)以来の連勝だ。5日ぶりに最下位も脱出した伊東監督は「苦しい展開だったけど、連勝で言うことない」と目尻を下げた。
 MVPは先発ジョンソンだ。開幕からわずか1試合に登板しただけで、4月上旬に右ひじ痛で帰国。5月下旬に再来日すると、チームの不振もあって緊急昇格した。初回に先制点を献上したが、7回6安打1失点。2番手の三井が2点リードの8回に同点とされて来日初白星はお預けも、メジャー通算55勝の“救世主”は「リズムよく投げられた。あと2、3試合でひじも100%に戻るよ」と頼もしい限りだ。
 打線は一丸となった。同点の6回にカブレラが12号ソロ。7回は江藤の1号ソロで加点した。追いつかれた直後の8回は1死満塁から和田の三ゴロの間に決勝点を奪取。初回に適時打も放ったカブレラは7試合ぶりの一発に「(2死無走者で)狙っていい場面で狙い通り打てた」と胸を張った。
 8回途中から3番手で登板し、同点で食い止めた岩崎がプロ初勝利。新人右腕は「記念球は父の日のプレゼントにします」と初々しく笑った。松坂の米国移籍、裏金問題、28年ぶりの10連敗…。明るい話題が少なかった25年連続Aクラスの常勝軍団に、ようやく光が差し込んだ。
 <阪神 01年以来借金生活>阪神は3連敗で借金は9。最下位に終わった01年以来の屈辱にベンチはがっくり。8回に同点に追いつく粘りもその裏、久保田が不運な当たりで勝ち越しを許した。2敗目を喫した右腕は「しようがない」と言葉少な。9回にも1死一、二塁の好機をつくったが、林威助と金本が連続三振。岡田監督は「林はボール球を振ってカウントを悪くしている」と渋い表情だった。