Full text of "The conversion of Marie-Alphonse Ratisbonne"
ラティスボーンと不思議のメダイ
アルフォンス・ラティスボーンは有名なユダヤ人で、19世紀の中頃イタリアのローマに住んでいました。彼は無神論者でしたが、彼にはカトリック信者の友たちがいました。
ある日、友だちはラティスボーンにマリア様の不思議のメダイと短い祈りが載っているカードを渡してrこのメダイを首にかけて、この祈りを毎日唱えてください」と願いました。ラティスボーンは「私は無神論者です。宗教に対して興味がありません」と言って断りました。しかし、友だちは「神様がいらっしゃらなければメダイと祈りは効果がないでしょうが、あなたに害を及ぼすことはありません。どうぞ一ケ月だけメダイを身につけて、この祈りを唱えてください」と勧めました。
ラティスボーンは友だちの熱意にほだされて、ついにメダイを身につけて、祈りを唱えることを約束しました。
約束の一ケ月目の最後の日、ラティスボーンはある教会の前を通りかかった時、突然、教会に入ってみたい気持になりました。彼が教会に入ったその時、マリア様が美しい姿でラティスボーンにお現れになったのです。驚いたラティスボーンは大変感激し、その場で洗礼を受けることを決心しました。
その後、洗礼を受けたラティスボーンはカトリック司祭になり、イスラエルヘ行って亡くなるまで、大勢のユダヤの人々に熱心にキリスト様のみ教えを伝えたのです。