アメダスの三沢に行きました。
ここのアメダスの場所はだいたい知っていたので、スムーズに目的地にたどり着きました。
アメダスは公園の中の芝生の上にあって、
しかも公園自体が道路より一段高いところにあるので、風通しも良くて、条件的にはいい感じです。
青森市の気象台の中の露上に近い気がしました。
でも・・・・・
やっぱりアメダスの囲いは低かった。
これはハードル並みの低さです。
というか、これだと脇からでもすぐに入れちゃいます。
う~ん・・・・。
有刺鉄線に囲まれたアメダスもあれば、こ~んなに無防備なアメダスもある。
もっと統一されているとばかり思っていたので、アメダスの旅では毎回驚かされます。
百聞は一見にしかず ですね~。
今回のアメダスの旅は「碇ヶ関(いかりがせき)」。

青森市から行くと弘前を超えた所。まさに青森県と秋田県の境の関所です。
まずはアメダスを探すべく町をぶらぶらしてみました。
だいたいは県の施設内にあるアメダスちゃん。
この町には県の施設はありません。
だから、これまでの経験から小学校や公民館や役場を中心にグルグルグル

う~ん・・・。ない。
そして、なんだかとっても暑い

見逃したかと思い町の中心部をもう一周グルグルグル。
やはりない。(そして暑い

どうやら、この町のアメダスは公的機関内にないようです。
そんな時次に目指すは「公園」。
空き地や公園をくまなく見ていくと・・・発見

川沿いの空き地にありました。

ここはもともと空き地じゃなくて幼稚園があった場所のようです。
そのせいか・・・
囲いの高さが低い

幼稚園児は入れないだろうけど、
大人だったらまたげば簡単に中に入れちゃいます。
いつもながら、アメダスって無防備だな~。
ここは南に山があるので、南風が吹くとフェーン現象によって、気温が上がりそうです。また、海風が入らないので、高気 圧に覆われた日も気温が上がりそうです。
ちなみに・・・
この日は高気圧にすっぽり覆われました。
そして、碇ヶ関は青森県内で最も気温が上がって最高気温が21.6℃!!
暑かったわけです。
八甲田に行ったので、酸ヶ湯のアメダスを探しました。

酸ヶ湯というからには、アメダスは酸ヶ湯温泉の近くにあるはず。
でも、今回は大問題が!!
実はこの日の酸ヶ湯の積雪は320cm。
つまり・・・・・・
頼みの綱、風向風速計がぜ~んぜん見えない。
雪の上に登っても雪しか見えん。
恐るべし、雪。
見えるのは木と電線ばかり・・・。
ん?電線?
アメダスは電気機器だから電線のあるところにあるはず。
ということで、電線をたどって歩き回ってみました。
でも・・・・見つからない

かなりヘトヘトになって、酸ヶ湯温泉のフロントのおね~さんの所へ。
「あの~、積雪とか測っているアメダスってこの近くにありますか?」
おね~さん、しばし考えた後、満面の笑みに♪
「この温泉の裏にあって、ちょっと見えにくくなっているので、ご案内します。」
疲れも吹き飛ぶような笑顔で答えてくれました。
やっぱり接客業は笑顔に限るね~~
ということで、おね~さんに案内されたのがこの場所。

さすが、山奥の秘湯。アメダスも原始的だね~。
って、違うだろ。
今のアメダスの積雪計は超音波式です。
第一、雪尺なんて、誰が測りに来るんだよ~~。
周りを見ても風向風速計も温度計も雨量計もな~んにもないし・・・・
すぐ後ろ、スキー客が歩いてるし・・・
無防備すぎ。。。
笑顔のステキなおね~さん、どうもありがとう。
でも、全然違うから

結局アメダスは探せずじまい。
雪がもう少し解けてから再チャレンジします。
※雪尺を見ると、積雪340cm。正確なことは正確です。
アメダスの旅も4箇所目になりました。
今回は「蟹田(かにた)」というところです。

津軽海峡冬景色でおなじみ竜飛崎の少し手前。
お天気もあんまりよくなかったんで青森市から比較的近いところを選びました。
(最近仕事がお休みの土日に限ってお天気があんまりよくない

アメダスは県の施設内にあることが多いけど、蟹田には県の施設がないので、
ひとまず役場のあたりを探しました。
でも、役場の周りにアメダスらしきものはない。
隣にあった小学校の周りにもない・・・
全然違うのかな~とか思って近くの川辺に車を止めると、
あ~~~風向風速計が見えた

なんと川沿いの公園の中にありました。

絶対子供たちが中に入って遊んでるって!!
けっこうアメダスって無防備に置かれてることが多いのね。
川辺には白鳥がた~くさんいました。
集団できれいに形を作って、
シンクロの選手もびっくりするような一糸乱れぬ泳ぎを披露していました。
そろそろ北へ帰る準備をしているのかな。
アメダスの野辺地(のへじ)へ行ってきました。

この野辺地という町は地域区分だと太平洋側。
普通冬型だと日本海側に降るので、理論上は太平洋側に位置する野辺地には降らないことになります。
でも・・・・
ここはいつも雪の量が多いんですよ~。
ちなみに、今日青森市の積雪30cmに対して、
野辺地は57cm。
日本海側より雪の量が多くでるんです。
そんな疑問もアメダスポイントに行ってみると、よくわかります。
ここのアメダスポイントは人里離れた山~~の中に
牛や豚さんの小屋の間にぽつんとあるんです。
(県の家畜なんとか研究所内です)


そりゃ~、こんな山沿いだったら降るよ。
ちなみに野辺地の街中は海沿いで雪がほとんどありません。
管理なんかの事情があるとはいえ、これは困ります。