先日の大津波警報にはびっくりしましたね。
予想される波の高さは3mとかという情報に、
実家に帰っていた私は、ちょっとドキドキしちゃいました。
そこに、少年のようなわくわく顔で居間にやってきた父。
「津波で、ほっき貝が浜に打ち寄せられるから、とりに行かねば!」
と嬉しそうに言ったのです!!
「は?こんなときにほっき貝???ちょっとやめてよ。防災士の父が被害にあったとか、
シャレにならないし~~!ほんとに危ないからやめて!」
という娘の言葉になど耳も貸さず、ルンルンで準備し始める父。
再三「やめろ~」という私に嫌気がさしたのか、
コッソリといなくなりました・・・・・
結局父は、行ってはみたものの、
パトロール中の警察やら消防やらに、陸からも空からも何度も警告を受けて、
ほっき貝を獲るどころか、海にすら近づけなかったらしい。
帰ってきて、ブーブー言ってました。。。
でも、この父を見て、
津波について、気象庁の方が謝罪する必要はないと感じました。
今回、実際の波は1mほどで、波の高さに誤差が出たわけですが、
津波は普通の波と違ってパワーがすごいんです。
50cmだって、浜に人がいれば被害が出るといわれています。
今回、テレビで警戒を呼び掛けなかったら、警察や消防などが出動しなかったら、
うちの父のような物見見物気分の人がたくさん浜に行って・・・・
「ほっき貝を獲りに行った男性が、津波に飲まれて死亡しました。」
っていうニュースが出たかもしれない。
今度から津波に対しての注意を呼び掛けるときには、
「津波警報が出ているときは、くれぐれも、貝を獲りに行ったりしないでください!」
といわなくては