桜満開の青森。幸せです。
今年はGWに合わせたように桜が咲いて、
桜に合わせたように暖かくなって、ホント花見日和が続いております。
ちまたでは、
「今年は例年よりも遅く満開になってよかったね~。」
「いやいや、これくらいに満開になるのが普通で、最近が早すぎただけなんだよ。」
なんていう会話をよく耳にします。
いちおう、整理しておきますと・・・
今年の青森の桜
開花 4/28(平年より2日遅い)
満開 5/2(平年より1日遅い)
ということで、今年は平年並みでした。
GWの青森は、様々な花が咲き乱れ、百花繚乱状態です。
北国の春を、天下の春といったのは誰でしたっけ?
・・・調べ中・・・・
石川啄木でした。
1906年5月1日の日記の一節です。
「渋田村(現盛岡市)の皐月は1年中の最も楽しいときである。
天下の春を集めて、そしてそれを北方に送り出してやる時である。
花という春の花はみなこの5月に咲き、鳥という春の鳥はみなこの5月に鳴く。」
長い冬が終わり、明るく暖かい春は、
本当に一年中の最も楽しいときです。
今日は朝から雨でした。
しとしとしとしと。
暖かな春雨。
これまでの雨は、冷たい雨で雪が交じることもしばしば。
先日、今年は穀雨じゃなくて、酷雨だ~~!
なんて言いましたが、ようやく文字通りの穀雨と言っていいような雨です。
大型連休も季節外れの寒さはなさそうで、一安心。
気温はじわじわ上がって、連休後半はかなり暖かくなりそうです。
そして、気づいたら雨があがってた!!
雨上がりの空気って、爽やか!
桜前線、平年より少し遅れ気味で、北上してますね。
週末に秋田・盛岡と連続して開花の発表があって、
本州は残るところ青森のみとなりました。
桜開花までカウントダウンの青森では、昨日(4/26)一足早く、梅の開花が発表されました。
平年より3日遅い開花です。
今頃、梅?遅くない???
って東京の人とかは思うかもしれませんね。
実は梅前線の北上はとってもゆっくり。
梅の開花(平年)は 東京1/29 青森4/23
東京では1月下旬に咲くんですが、青森だと4月下旬。
梅前線が東京から青森まで来るのには、3か月もかかるんです。
ちなみに桜の開花は(平年) 東京3/28 青森4/26
桜前線は1か月ほどで青森に到着。
つまり、桜前線は青森(津軽海峡)のあたりで、梅前線に追いついちゃうんです。
「梅は咲いたか、桜はまだかいな~」という歌がありますが、
あれは関東とか、西日本での話で、
北国では、
梅も咲いたよ、桜も咲いたよ~♪
ついでに、タンポポも椿もコブシもリンゴの花も全部一緒に咲いちゃったよ~。
という感じです。
北国の遅い春は、春の花という花が一気に咲き乱れます。
そんな季節が、もう目の前です。
胴吹き桜はもう咲いたよ。
春ってにわか雨、
こんなに多かったっけ・・・!?
と予報をしながら首をかしげました。
青森県では日曜日から4日連続、日中県内のどこかで雨がぱらついています。
時間も場所も特定できない、いわゆる所により雨ってやつ。
これが、最近多い。
で、色々考えた結果、
やっぱりこの原因は例年になく強い上空の寒気によるものだと思うのです。
例年より寒気が強く、春の太陽に暖められた大地との間で
対流が起こりやすくなってるのだろうと。。。
こう考えると、最近のにわか雨が納得できます。
調べてみたら、 こういう天気を表す言葉がありました。
「春しぐれ」
っていうらしいです。
風流な言葉とは裏腹に、外で作業する人泣かせな春しぐれ。
予報士泣かせでもあります。。。
今日は二十四節季の穀雨(こくう)。
穀物の成長を助ける雨。
という意味ですが・・・・
最近の冷たい雨は「酷雨」と言ったほうがいい気がします。
4月中旬の顕著な低温と日照不足。。。
家計を守る主婦にとっては大問題が発生しています。
それが、野菜の価格高騰!!
この低温と日照不足で、野菜の価格は右肩上がり。
キャベツ一玉400円とかの値札を前に唸ってしまいましたよ。
野菜が高くて買えない。。。
我が家の食卓は、もやしが大活躍です。
この低温と日照不足は今週末まで続きそうです。
そして、金曜日はまさに「酷雨」と言っていいような冷たい雨が降る予想です。
青森県では雪が交じる可能性もあり。
まだまだ、もやし生活が続きそうです。。。