岐阜県医労連へようこそ

岐阜県内の医療・介護の職員でつくっている労働組合の連合体、岐阜県医労連です。困った時はどうぞご相談を。

医学生就学資金 補正予算で増額に

2008年08月21日 | ご報告

県の対応に評価したい。

---------------------------

県医学生就学資金 枠上回る応募(2008.8.19 朝日新聞)

県内の医療機関で将来勤務する意思のある医学生のために県が今年度から設けた県医学生修学資金に、45人の募集枠を上回る60人の応募があった。県は、併願していた同種の修学資金の貸し付けを受ける3人を除く57人全員に、修学資金を無利息で貸し付けることを決めた。県議会の9月定例会に提出する補正予算案で対応する。

このうち、岐阜大医学部医学科に今年度設けられた地域枠入学者を対象にした第1種修学資金は、月10万円のほか、授業料相当額の年53万5800円と入学時のみ入学金相当額の28万2千円を貸し付ける。地域枠入学者10人全員が応募して認められた。

地域枠以外の岐阜大医学部医学科生や、県内出身の他大学の医学生を対象にした第2種修学資金は、月10万円を貸す。35人の募集枠に50人が応募し、47人が認められた。

いずれも、県内の地域医療態勢を支える人材を育てるのが目的。在学中は無利息で貸し付け、県内の医療機関で臨床研修を受けて一定の期間勤務するなどの要件を満たせば、修学資金の返済を全額免除する。

応募者全員への貸し付けを決めた理由について、県医療整備課は「制度創設と同時に応募するほどの地域医療への熱意を持つ人ばかり。上級学年の医学生ほど早く県内病院での臨床研修に入り、医師不足の現場への即効性も高い」と説明している。(岡本洋太郎)