いろいろなことがあり、ようやく落ち着き始めです。
今年はイスラエルから始まりました。
まずは死海です。
さっそく死海浮遊体験をしました。
塩分の濃度が30%を超えるところでは、このような浮き方しかできないのです。
そろりと足を延ばすともう浮いてしまいます。
うつぶせに浮くと逆エビ状になって腰を痛めてしまうということです。
うまく足を底につけない限り浮きっぱなしになってしまいます。
変にもがいて身体のバランスを崩すると、溺れてしまうのですよ。
ですから、「上手な浮かび方」があるのです。
浮力が大きすぎるというのも問題なわけです。
無事に浮かぶことができてほっとしました。
百聞は一見にしかずです。
死海はユダの荒野、砂漠ですね、に接しています。
ですから、ホテルは荒野のど真ん中ですし、
海辺はこんな感じです。岩山、赤っぽい砂の中に死海はあるのです。
不思議な感じです。
海に目を向けると水の世界です。
夜には、こんな幻想的な世界に変わります。
死海は一つと思っていましたが、今は北と南の二つに分かれています。
これが死海を二つに分ける部分です。
画面の真ん中あたりの横断する水色の帯が見えますが、これは北の水を
南に送る水路です。
温暖化の影響でしょうか。死海の水が減っているのです。
(そういえば、去年のナイアガラでもそうでした。
アメリカ滝が干上がらないよう、カナダ側の水を分流しているとききました)
何といっても、感動するのは、これが海抜マイナス420メートルの世界だということです。
日本でいえば海底420メートルのところに立っているわけです。
本当に不思議な感覚です。
こういうところだから、キリスト教が生まれたのでしょうか?