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正しい裁判を得るために

暴行による妊娠、アメリカの不思議

2012年10月24日 | 海外事情

暴行による妊娠「神のご意思」=共和党候補、また暴言―米(時事通信) - goo ニュース

中絶をめぐっては、アメリカでは反対派の声も強く、
激しく対立しています。
共和党は基本的に反対派が多いようです。
ロムーニーも反対派に配慮して明確にしていません。

そんな中で、レイプのような場合ですら中絶反対の連邦議員が
いるのです。

8月にはやはり共和党のミズーリー州のトッドアキン議員が「legitimate rape」
というようなわけのわからないことを言いだし、
本当のレイプの場合は妊娠しないものだという理由で中絶反対の主張をしていました。

同じ共和党の議員もこういう強硬派とは距離を置いているようですが、
アメリカのような国で、しかもこうして公言する議員がいること自体
理解しがたいです。

銃の問題もそうですが、アメリカを本当に理解するのは、難しいと
感じます。

中絶についての考え方がすべてではありませんが、
有権者はどのような選択をするのでしょうか?

なお、大統領候補のロムーニー氏は
この考え方そのものには反対(We disagree on the policy regarding exceptions for rape and incest but still support him)ですが、
上院の候補としては推薦するということです。

ロームーニー氏の推薦アドです。


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