恐れていたことが、続々と明らかになっています。
6日、明治の生後9カ月以降の乳幼児向け粉ミルクから
セシウム(最大で1キロあたり30・8ベクトル)が検出されたとの
発表がありました。
製造したのは埼玉県春日部市の工場とのことです。
原料は福島原発事故前に加工されたものであり、セシウムの混入は
同工場で乾燥させる工程で、加熱した大量の空気で乾燥させる際に
大気中の放射性セシウムが混ざったのではということです。
事故直後の3月14日から20日までに同工場で製造されたというのです。
ミルクはお湯で薄めて使うから、大丈夫などといいますが、毎日、毎日、
しかも1日に数回飲むものです。
大丈夫と言われても心配です。
一番怖いことは、このように知らないところで知らない間に、セシウムに
曝されていることです。
この工場のある春日部付近では相当量のセシウムが空中に放出されていたと
いうことになりますが、だれが想像したかでしょうか。
ミルクだけなら、お米だけなら、魚だけなら、それ一つでは大丈夫といえるかも
しれません。
しかし、要は、口に入るものすべてに放射性物質が入っているということであり、
空気すらそうだということです。
また、汚染水が流出したこともわかっています。
約260億ベクトルということです。魚についてはあまりいわれていませんが、
スーパーでもこの近辺産のものが大量に売られています。
イメージとしては、われわれも、こわれた原子炉の中で生活しているようなもの
なのです。
空気に、地表に、地下に、海に、雨にと、生態系等の循環を通して、放射線物質に
包まれているのです。
実は、このブログで落ち葉を拾ってきたことを紹介しました。
その直後に、放射能に汚染されている可能性に気がつき、直ぐに捨ててしまい
ました。
こんな個人の注意などとは思いますが、ちりも積もればなんとかです。
東電はもとよりですが、政府の、とりわけ初動時の安全宣言が、私がは、
被害を大きくしたと、信じています。
その張本人の枝野氏は今も、本年中には、収束するなどと、平気で言っています。
さるところの講演でききましたが、誰も、本年中に収束するなどと
思っていないのです。
こういう嘘を平気で公衆の面前でつけるという神経がわかりません。
オリンパスもそうです。
官も民も、嘘をつく、ごまかしをする、それが得意ない人がトップについている
のが日本です。
革命が必要ですね。
今の日本、放射能汚染列島になっているかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・