今週はギリシャ債務問題の大詰です。ここをどうぞ。
実際のところどうなっているのかわかりませんね。
ただ、元々ギリシャは東西いずれの陣営にも戦略的に重要な所です。
経済的価値以上のものがはるかに大きいところです。
特に、ニュー冷戦が始まっています。
ギリシャのチプラス首相は、そういう意味で相手の足元を見ながら
うまく交渉しているということなのでしょうか。
最後の最後まで予断は許せませんが、興味深く見守っていきたいと思います。
いずれにしても、何でもありの状態です。
要は、双方が顔の立つ理屈が見つかればいいのです。
こういう場合、「理屈」が本当に重要なのです。
よく言われますが、白を黒という説明に対し、相手が黒だから
黒と言っているのだと納得してくれるような説明の仕方をいかに見つけるか
ということですね。