弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

世界の異常気象

2010年08月11日 | 政治、経済、社会問題
このところニュースをみていると
世界中で異常気象による自然災害が発生しています。

パキスタン北部では豪雨が続き、村中が水浸しになり
1200万人もが避難生活を余儀なくされています。
続いて、近くの中国でも豪雨で大規模な土石流が発生しました。
死者や行方不明の人は1700人にのぼるということです。

モスクワでは気温が摂氏40度近くになり記録的な猛暑が続いています。
近辺では山火事が520件も発生しており、その煙が
モスクワの空を覆い尽くしています。安全基準の5倍を超える有害物質
を含んでいるということで、街行く人々は大きなマスクで自己防衛を
しています。1日の死者が700人以上(通常は350人ていど)にも
上るようです。
そして干ばつの影響で穀物の収穫量が大幅に減少(昨年比25%)する見込みで
プーチン首相は輸出を禁止しました。
アメリカでもニューヨークなどは灼熱地獄です。

このような異常気象の続発ですが、問題は
どの程度の異常性か、一過性のものかなどですが、
専門家でも意見が分かれているようです。

世界の歴史をみると、アフリカのサハラ砂漠は、草に覆われ
牛などの家畜の放牧がおこなわれていました。残っている洞窟内に
描かれた絵をみればわかります。
200万年以上前にはタンザニアやケニアでは原人が登場しています。
つまり、アフリカは、昔からいまのような気候ではなく
人間が住むに適したところだったというわけです。

メソポタニア地方も肥沃でした。
今はそうではありません。
世界の文明の中心は南から北へと移ってきています。
私はそれはそれぞれの地域の温暖化の影響ではないかと
素人考えをしています。

そして、とうとうロシアやニューヨークなども熱帯並みの暑さが
襲うようになった  
としたら・・・

地球の砂漠化が一番怖いですが、そういう方向に進んでいるのでは
と心配になるような最近の異常気象ぶりです。

と言って一人の個人では何もすることはできません。
ただ、暑さを耐え、少しでも涼しい日があれば、ほっと一息つくだけです。

今から10年、20年後には世界はどのようになっているのでしょうか。

最近、時代の「流れ」を意識するようになりました。
このように感じるのは私ひとりではないと思いますが・・・

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