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福島第一原発の放射能による奇形か 耳なし白ウサギの誕生

2011年06月12日 | 福島原発 東日本震災

福島第一原発の近く(30キロ圏内)の浪江町で耳なしの白ウサギが
生まれていたのがわかったということです。
はっきりしませんが、4月末ころのうまれではないということです。

もちろん、今のところ一羽だけですから、放射能の影響かどうかは
わかりません。
しかし、ウサギの胎児期間は30日なので、放射能の影響による奇形の可能性
も否定できないようです。

原発で働いていた人が意識をなくするなどのニュースもあります。
また、当初の報告とは全く違って、
実際には事故早々に原子炉がメルトダウンしていたこともわかりました。
また放出されていた放射能レベルも、報告よりはるかに大きかったこともわかっています。

放射能による奇形の可能性があると考えておくべきです。

植物ではなく動物、それもある程度の大きさになるウサギに奇形が生じているということ
を忘れてはなりません。
人間の胎児に影響する可能性も考えられます。

マスコミ等では最近、総理が辞める辞めないとか、連立などの政局騒ぎが大きな
スペースを占めていますが、
本当は、放射能の影響について、真実を検証すべきです。

私は今回の震災の中で一番深刻なのは福島原発のメルトダウンとの認識です。
そのことは、震災後のこのグログでも何度も指摘してきました。
放射能の影響は長期間にわたること(世代にわたる)、広範囲にわたること、
植物・動物の複雑な連鎖、土壌等の環境汚染の複雑な連鎖等で計り知れないものがあること、
それが目に見えないこと
で、極めて深刻です。

こういう奇形の報告はこまめに集計・観察すべきです。

「耳なし白ウサギ」のYOUTUBEの映像をどうぞ。
ほかの兄弟うさぎの3羽は正常とのことです。
見ていると小さいし、他のうさぎに存在を無視されているようにみえます。
発育が悪いのかもしれません。
そうすると、ウサギは一度に何羽生むのか知りませんが、
放射能汚染の胎児は発育未熟で胎内で育たなかった可能性もありますので、
1羽だけと安心すべきではありません。


 


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