茨木市議・山下けいきの今日も元気だ。のぼり5駅アピールラン。

毎週、阪急総持寺駅、JR総持寺駅、阪急茨木市駅、JR茨木、阪急南茨木の5駅をアピールランしている茨木市議です。

学校給食における食事難民、アレルギー対応。 3月文教委員会②

2010-03-31 11:24:22 | 議員活動の日々
京都アピールランでの1ショット。平安女学院 3/27 

 久しぶりにビラニック。議会、風邪が長引いた、天気が不安定で晴れ間が少なかったことが理由です。冷気を防止するためにマスクを着けて配りました。途中、大阪ミントJCのОさんとバッタリ、詩吟の練習に走って行かれる途中でした。何とか1時間40分で10キロ余りのビラニックで4町に亘っての配布を終えました。今月は篠山ABCマラソン以外にまとまった走りはなく、月間も100㎞にとどまりました。

●山下委員 それでは、生ごみ処理機については終わりたいというふうに思います。
 次に、食育についてお聞きをしたいわけですけれども、本市の食育の目標ですね、具体的にどういう目標になってるのか。それから、食育基本法において、前文の中に書かれてるのは、「食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付ける」と。私たち、普通は知育、徳育、体育ということが学校教育ということで、いつも言われてるわけですけれども、食育の場合は、そういった基本的な教育の土台、基礎と、こういうふうに位置づけられてるということで、非常に単なる教育のひとつということではないと。大変大きな位置づけやというふうに思うんです。それで、本市の食青の目標、それから食育の教育実践ですね、これ、具体的にどういったことがなされているのかと。

 それから、あわせて食事難民という言葉、ちょっと新聞に書かれておりまして、議会の中でも、それぞれ取り上げられているわけですけれど、児童・生徒の朝食、なかなかとってない子どもがふえてるというようなことも言われているわけです。本市は児童・生徒の朝食だけじゃなくて、夕食も含めて、どのような調査をされているのか。それから、小学校、中学校、それぞれの児童・生徒を対象にしているのか。それから、調査結果というのは、教育委員会の中だけじゃなくって、保護者に対しても、きちっと伝えられているのかどうか。それから、調査後の調査結果の大ざっぱな概要ですね。それから、活用、それに基づく対策、これは一体、どうなっているのか、お聞きをしたいというふうに思います。

●村井委員長 休憩いたします。
      (午前11時42分 休憩)
      (午後 1時02分 再開)
●村井委員長 再開いたします。

●松宮学校人権教育課長 本市におけます食育につきましては、平成20年3月に保健医療課のほうから茨木市食育推進計画が策定されております。その中で、基本理念としまして、「わがまち茨木は、楽しく食べてみんな元気」とあげられております。また、つくる、食べる、集う、伝えるの4つのTで食育を推進するとも示されております。

 学校教育での食育に係る取り組みでございますが、家庭科の授業で、小学校のほうでは食事の役割、栄養を考えた食事、調理の基礎、また、中学校では中学生の食生活と栄養、日常食の献立と食品の選び方、日常食の調理と地域の食文化といった内容で学習を進めております。

 そのほか、生活科、理科、総合的な学習の時間等におきまして、いろんなものの栽培、ミニトマト、芋類などを自分たちで育て、収穫したものをおいしく食べるといった活動も行っております。

 また、小学校では、給食の時間や給食だよりも発行しまして、栄養教員が中心となっておりますが、好き嫌いをせずに食べるとか、みんなと楽しく食べる、また、いろいろな食べ物、バランスの取れた食事等について、子どもたちが学んでおります。

 それと、朝食等の摂取状況でありますけれども、この保健医療課が作成しました冊子の中にも、平成19年9月18日から10月18日の間に、小学生1、094人、中学生770人を対象に行った調査で、朝食の摂取について、「ほぼ毎日食べている」という小学生が9 2.0%、中学生が85.9%というふうに示されております。

 その他の対応等につきましては、当課のほうでは回答を控えさせていただきます。
 また、全国学力・学習状況調査の中に朝食の摂取についての質問項目がございまして、そちらのほうは本会議でも答弁させていただきましたが、その結果につきまして、学校だよりで保護者のほうに示している学校等もあるかと把握しております。

 また、本市教育委員会といたしましても、平成18年の大阪府の学カテストでの調査の結果から、平成19年に「家庭で学力を育てる10のヒント」というリーフレットを作成して、その中で、朝食を食べることと学力に深い関係があるということで保護者に啓発活動を行っております。
以上です。

●山下委員 食事難民の実態ですけども、これは本市独自での調査というのは、なさってるんですか。先ほどの数字というのは、本市独自で小学校、中学校、それぞれ調査された結果なんでしょうか。それとも別な調査をもって今の数字をあげられたんでしょうか。

●松宮学校人権教育課長 これにつきましては、本市の調査ということで行われております。小・中学生だけでなくて、高校生、大学生、保護者等も含まれております。

●山下委員 ありがとうございます。
 朝食、小学校、中学校、私は100%に近い数字が出ればありがたいんですけれども、92%とか85%ということで、やっぱり欠食の子どもたちが多いという数字があるかなというふうに思うんですよね。問題は、朝食だけじゃなくて夕食ですね、これについての調査というのはされているんでしょうか。

 私は、朝というのはもちろん大事だと思いますけれども、やっぱり3食ですね、どのように子どもたちが食事をとってるのかということが大事ではないかなと。そのうちの1食と言うたら小学校の場合、学校給食ということになるわけですけれども、いろんな新聞を見てみますと、夕食も含めての問題でありますとか、あるいは月曜日から金曜日ですと学校給食が重要な役割を果たすわけですけれども、金曜日の学校給食以降、月曜日の学校給食までの間、この間の摂取はどうなっているのかということにおいても、私はやっぱり今後、調査するということであれば、夕食の問題と金曜から月曜までの分についても、ぜひ調査をされて、やっぱり子どもたちの食事の環境がどうなっているのかということについて、詳細なものが要るんじやないかなというふうに思いますけども、その点についての見解、お願いしたいと思います。

●松宮学校人権教育課長 夕食の摂取の状況の調査は行っておりません。今後の夕食、休みの日の調査等につきましては、慎重にいろんな点を考慮して考えていきたいと考えております。

●山下委員 この調査というのは定期的にされているんでしょうか。たまたま、されてた数字なのか。私はやっぱり子どもたちの食事というのは非常に大事な問題ですから、毎年やれとは言いませんけれども、定期的にどういう状況になってるのか、変化も含めて、やはり教育委員会が把握して、把握した中で、給食とかその他もろもろに生かしていく必要があるというふうに思いますけども、その点、お聞きしたいと思います。

 それから、学校給食でアレルギー対応の必要な児童、どれぐらいになっているのか。それから、その数字と言いますか、児童数、これは毎年ふえてる傾向にあるのかどうか、お聞きしたいというふうに思います。

 それから、このアレルギー対応については、保護者のほうの意向というのが非常に大事だろうというふうに私は思うわけですけれども、本人なり保護者なりの意向というのは、いつの段階で学校のほうに伝えられるようになってるのか。それから、アレルギー対応の方法ですけれども、全国の学校給食を考える会がアンケートをしておりまして、原因食材を入れる前に取り分けるやり方、それから、個別に調理して代替食材を使用するやり方、それから、調理しない代替品を用意する、そして、あとは臨機応変と、この4分類ぐらいで調査をされてるわけですけれども、別にこの4分類に限りませんけれども、本市のアレルギー対応のやり方というのは、どういうやり方をされてるのかということで、お聞きをしたいというふ引こ思います。

●松宮学校人権教育課長 朝食の摂取状況につきましては、全国学力・学習状況調査の中にその質問項目がございますので、この3年間はずっと行ってまいりました。 22年度も全国調査に参加する予定ですので、来年もそれを活用して把握したいと考えております。以上です。

●河井教育政策課長 給食におきますアレルギー児童の数でございますが、平成21年5月1日現在で、基幹物資の使用を止めている児童、また、代替品を持参している児童、常時おかずを持参している児童、これらの対応している実人数につきましては278人となっております。ふえているのかということでございますが、平成20年5月1日の数字と対比いたしまして、若干ふえている傾向があるようでございます。

 次に、保護者の意向をどのように把握しているかということでございますが、新1年生につきましては、入学説明会時に、こういう対応ができますという説明を保護者にさせていただいております。その後、保護者から学校に申し出をしていただいております。転入生については、その都度、学校のほうで対応をさせていただいております。

 それから、どういう対応、具体の対応ということでございますが、本市におきましては、いわゆる原因となる物質を含む食材を調理過程で、その調理前に除くという、いわゆる除去食を基本に対応させていただいておりまして、現在、全校統一として、鶏卵は除去をする。その他、今後、この除去品目をふやしていく方向で対応を進めているところでございます。

●山下委員 全国的な調査とか、それから大阪独自の調査ということで、食事の摂取状況、これについての調査があるかというふうに思いますけれども、ぜひ、本市につきましては、さっき言ったような項目も含めて、丁寧な、それと実態がよくわかる形での調査をお願いしたいというふうに思います。

 それから、アレルギー対応については、もうそれで結構です。


【今日の体調】咳が残りいつもの90%ぐらいの体調でした。

【今日のラン】11㎞。

【今月の走行累計】100㎞。

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