衰えを感じる瞬間

今日は急な打ち合わせがあって久々に六本木まで出かけてきた。
帰りがけにCPUクーラーを買おうと思っていたことを思い出し、ヨドバシカメラによって前から目を付けていたクーラーを購入。
そのあとブラブラと店内を眺めていたら、そういえばプリンタの調子が宜しくないことも思い出し修理に出すと戻ってくるまで時間もかかるので、ついでだから買ってしまおうと思いキャノンの複合機を購入した。

会計の際に「配送しますか？お持ち帰りになりますか？」と聞かれ一瞬迷った。
折角新宿まで来てるし時間もちょうど5時過ぎだったので、誰か呼び出して晩御飯でも食べたかったのだけれど、今日に限って携帯をもって来るのを忘れていたので連絡を取る事が出来無かったからだ。
一人で食事をして帰っても良かったのだけれど、予定外の出費もした事だしここはささやかな節約の為にもまっすぐ帰ることに決め、持ち帰る旨を店員に伝えた。

梱包してもらったプリンタはそれなりに大きかったけれど、腕力には自信があるほうなので片手でそれを掴むと足早に駅へと向かった。帰ると決まればさっさと帰ろう。

衰えを感じたのはこの瞬間だった。

階段を下りて店を出たところで早くも腕が痛くなり腕がプルプルとしてきたので反対の手に持ち替える。
おかしい。
たかがこれしきの荷物。
一昔前は両手に持ってアキバ中を歩き回った居たは無いか？
結局家に帰るまでに数え切れないほど持ち替え、さらに数度立ち止まって休んで、やっとの思いで家に辿り着いた。

年取ったな～と、改めて実感したそんな一日だった。