モデリング第七天

拠り所 なんのためにかと自問する

色々

2006-07-24 22:05:52 | 画像つきの投稿
まず、薄々予感はしていたが、こいつの瓢箪はいわゆるスネオヘアー形状に属する物だ。(もしくは明日のジョーヘアー形状とも言う。)
もともとマンガなどのキャラは2次元内でデザインされているので正確な立体物ではない。2次元的に見て成立してさえすればいいのだ。
スネオやジョーの髪は彼らがどっちを向いていても基本横向きで、顔が正面を向いていても髪だけは横を向いている。(ごくまれに例外もある)このようなデザインのキャラを立体化した場合どうしても、形状としておかしな部分が生じる。これを俗にスネオヘア形状と呼んでいる。
今回のキャラの場合、瓢箪はあまりに丸く巨大すぎるので、どういう風にやっても、体と干渉してマンガのように背負わせる事が出来ない。かといって、立体物としての正確さ捨てると、カメラを回したときに破綻が生じる。
3Dデザイナー泣かせの奴だ。仕事で出くわしたら、出来れば避けて通りたい類の物である。
もちろん色々と逃げ道はある。
・形状を破綻が起きるギリギリまでチューンする。
・カメラの動きに合わせて形状を上手に変形させる。
・破綻の起きないカメラを選ぶ etc…。
だが、いづれにしても余計な手がかかる訳だ。
さてどうしよう…。

それから、こいつってこんなカラーリングだったんだ。知らなかった。髪もてっきり白だとばかり思っていたら赤茶だし。肌も浅黒いらしい。
自分的には肌は病的に白くて髪も銀髪か白髪、服は黒服だと思っていただけにとても違和感がある。大体、茶色ってなんかカッコ悪くないか?あと、密かに一回目に出てきた時(中忍試験の時)と二回目に出てきた時(君麻呂と戦う時)では衣装が違う。襟元が。どっちを選ぼうか。

それ以前に、全体のバランスがまだ悪いのに調子に乗って色々作ってしまった。もっと資料を集めないと…。