哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

新たなうつ病治療法

2014年03月03日 | 哲学・心の病
(既存の治療法では改善が見られなかったケースへの新たな治療法)

1.DBS

「扁桃体」の活動がうつ病の原因だとわかり、ドイツのボン大学病院では、2012年12月、うつ病患者の頭に穴を開け、電極を埋め込む「脳深部刺激(DBS)」という手術を行った。
脳の奥深くに電極を埋め込んで電流を流し、扁桃体などを刺激することで脳の働きを正常化し症状を抑えようとするもので、スヴェン・ウェルナーさん(36)は、以前は家族との会話さえ困難だったが、劇的に回復し息子さんと遊べるようになった。


2.TLC

また、分け隔てのない仲間との結びつきを治療に応用した「TLC」と呼ばれる生活改善法も注目されている。
TLCでは、スタッフとの信頼関係を築き、地域活動に参加するなど、社会的な結びつきを強めることを重視した活動を行っている。
さらに、「定期的な運動」や「生活習慣の改善」にも取り組んでいる。

「運動」は、ストレスによって萎縮した脳の神経細胞を再生させる働きが。
昼間に太陽の光を浴び、夜にはしっかり眠るという「規則正しい生活」には、ストレスホルモンの分泌を正常に戻す効果が。
狩猟採集時代の暮らしを取り入れた、この治療を行った結果、100人のうち70人に改善が見られた。

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