哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

「歴史とは」池田晶子

2014年06月15日 | 哲学・心の病
『「歴史」というものについての、根本的な勘違いがある。
何かそういったものが、客観的な事実として、どこかに実在していると思っているのだ。
しかし、どこに?
過去はいったいどこに実在しているというのか、ちょっと考えてみればよい。
今やどこにも実在していない過去は、現在の自分の「頭の中」にしか存在していないとは、たちまちに気がつくことではないか。
歴史とは、現在において自分がそれを思い出すという行為以外の、何ものでもないのである。』池田晶子

彼女は、人生については「わからない」と言っているのにもかかわらず、すべての事象については「意識の産物」だと言っている。
いわゆる、「唯心論」は正しいと言っている。

その一例が上記のエッセイであるが、そこも私とは違う。

私は、それについても「わからない」という立場だ。

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