哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

人には「自分を知りたい」という欲求があるらしい

2014年12月07日 | 哲学・心の病
私が参加しているSNSのサークルには、

「自分を知る1番良い方法は、どんなものだと思いますか?
 私は、他人との語らいの中に自分を見出すという方法をとっているのですが…。」

というスレッドがあります。

私は「自分を知りたい」と思ったことがないので、なぜ「自分を知りたい」のかわからないのですが、あることを調べていたらたまたまその理由らしき記事がありましたので、それを紹介したいと思います。

その記事によると、人は自分のことを知りたいという欲求があるとのこと。

それは、自分の性格や能力をできるだけ肯定的にとらえ、満足したいためらしいのです。
(これを自尊感情という。)

テストの好成績や100m走の好タイムなどで自尊感情は高まるが、周囲の人たちとの比較による自己評価が重要とのことで、

自尊感情が高くなると自分に自信を持てるようになり、自分より上の人に挑戦したくなるが、自尊感情が低くなると、自分と似た人や自分より下の人と比べることで自尊感情を守ろうとするらしいのです。

なお、自分を高めていく姿勢は大切なことだが、理想が高すぎると自尊感情をなかなか持つことができず、不満ばかりが募ることになるとのことですが、要するに、自尊感情から「自分を知りたい」という欲求がわくということらしいのです。

ここまで読んだ方のなかには「では、なぜ自尊感情があるのだろうか?」と疑問を持たれた方もいると思いますが、その記事にはその理由らしきことは書かれていませんでした。

なぜなのでしょう?

ちょっとだけですが、その理由に関心があります。