モペッドライフ

神奈川県の小さなバイク屋によるトモスやチャオなどのモペッド(自転車バイク)などの話とか。

試してみて 3

2009-10-28 16:19:27 | Weblog
改めてブログを読み直すと、今回の「試してみると」から「試してみれば2」は続きであるものの・・・
話が飛んでしまいました。つくづく「我ながら文章力がない」と思います。(^^;)
話の落としどころを間違えると、こうなるんですねえ。(*_*)

まず、DOPPLER社自慢の「エアフィルター」の実力はどうなのか?というところですが、
正直に申しまして「純正より若干吸気の音がするかな・・・?」という程度でした。
とても静粛です。DOPPLERが熱く語るだけのことはあります。
取り付けた場合、少なくとも吸気音で近所迷惑にはならないと思います。(^^)b

シャーシー台などの計測器がないので、どれだけパワーアップしたのかは分りませんが、体感的に「トルクが増した」気がします。
ただ、これはノーマルの状態にポン付けしただけの話で、今後「チャンバーを着けたり、ボアアップしたり」すると
キャブレターのセッティングも変えていきますので、良くもなるし悪くもなります。
とはいえ「純正のエアフィルター(エアクリーナー)」に比べて吸入量は多いので、もっと良い方向に進む「前提」が出来たといえます。
さらに自分で加工できるカスタムパーツも付属しているので、さらに向上させることが出来るでしょう。d(-_☆)

さて、「安物買いの銭失い」にならないポイントとしては「どれだけ調べることが出来るか?」につきます。
今回こんな方向に話がずれていったのは、とある製品の話からでした。

ある駆動部品で取り付けてから数百kmも走行していないのに「偏磨耗が始まって1000kmまでには使い物にならなかった」とか。
純正品であれば、普通は少なくとも5千km以上は持つはずです。
その部品は見た目的にも、他のメーカーのものとそんなに変わりません。ですから、その話を聞いたときには「ホンマかいな?」と思いました。
で、話だけでなく多方面でそれについて調べましたら・・・
どうやら「事実」でした。(-_-)

その部品は某国製の格安品で、値段も例えばマロッシの品物と比べたら「半額以下」です。
駆動系の部品は物にもよるのですが、ベルトやバリエーターだと人によっては取り付けるのが面倒な部位です。
バイク屋で頼んでも多少の工賃は必要です。
また、走行中に壊れでもしたら「何とか走って帰る」のも非常に困難です。
そうなると「バイク屋かレッカー屋を呼んで引き上げてかつ修理」となると「非常に痛い金額」が必要になります。
さらに、気持ち的にもツライものがありますね。(T_T)
とまあ、そういう現実が実際にあるということです。

では「何故そんなことが起きるのか?」といいますと、
例えば日本製の「鉄」と、某国製の「鉄」があるとします。
日本製では素材として使用できるまでに「10工程」あった場合、某国製では「3工程」という感じです。
改良や改善で工数が減ったというのであればまだしも、単に「ないだけ」です。
また、実際の話で「指示通りに造らない」というのもあるそうです。
もちろん、某国製でも有名服販売店のように「厳しい品質管理を実施しているところもある」ので全てとは言いません。
ただ、「安いものは安いなりの訳がある」ということも気にかけた方が「最終的には得をする」ということですね。(;-_-;)

安物だけでなく高い物でも「銭失い」にならないためには、外見や目新しさというのは別にして「きちんと調べる」ということでしょう。
うちの取引先であるDOPPLERはフランスの会社ですが、「フランスというだけで無条件に信頼できるか?」という観点からも「確認した」次第です。
結果としては良かったのですが、内心「結構ドキドキもの」でした・・・(^^;)ゞ

画像はエアフィルターを取り付けた「Piaggio ZIP」です。一緒に注文したリアサスも取り付けました。
なかなか、カッコいいですね。(^^)b