モペッドライフ

神奈川県の小さなバイク屋によるトモスやチャオなどのモペッド(自転車バイク)などの話とか。

シートを張替えてみる

2009-10-19 19:05:29 | Weblog
天気のいい日が続きます。
それがあるのか、うちの店から20Km程離れている所にお住まいの常連さんが朝一で来られました。
それで、うちの店にあった「GILERA RUNNER180」の冷却部品(ラジエターコア)を持っていかれました。
なんでも、それを所有しているDNA50に取り付けて、DNA50に付いてる物をもうひとつの愛車「Kymco SUPER9」に取り付けるとか...

昼過ぎに帰られて、午後5時前過ぎに「作業完了」の報告がありました。
ただ、取り付けた後に「いくつか改良の余地がある」ので「もう少し詰める」そうです。
いやはや「素晴しい情熱」です。(-_-)b

うちの販売車両のシートを替えました。
それまで小粒程度の穴が何箇所かあったのですが、見た目的にも致命的な程に酷くもなかったのでした。とはいえあまり良い物でもありません。
ということで、購入していただいたら予備で「張替え用シート」を差し上げるつもりでした。

今回交換にいたったのは、雨が降った時にその穴から水が沁みこんでいるらしく、メットインを開けてシートを上げたら「水がぽたぽた」落ちてきたからです。
また、シートを止めているタッカー(ホッチキス)が沢山打ってあったのですが、「それらが錆びて汚い」ということもありました。( ̄  ̄!)

張り替え作業で行なうことは
1、シートを車両から外す
2、簡単に清掃
3、元から付いているシートを外す
4、シートベースのウレタンスポンジや台座に破損がないかチェック(あれば修理)
5、清掃
6、張り付け
7、車両に取り付け
という感じです。
塗装と同じで、メインの作業である「張り付け」を行なうまでの予備作業が多いのです。
でも、これらの手を抜くと碌な事がありません。
専門職でもなければ、「やりすぎじゃないの?」という位のところで「好い加減」です。(゜-゜)!

そろえる工具としては、
1、元々付いているタッカーを外すための物。先の細いもしくは薄いマイナスドライバーのような物
2、刺さっているタッカーを引き抜く物。ラジオペンチやプライヤー
3、タッカー
4、タッカーを引き抜いた後のバリを除去する物。カッターナイフとか彫刻刀
これ位あれば最低限の事は足ります。シート屋さんはさらに色々使われるようです。
ただし、ベースや台座を修理するのであれば、それらに使用する物も必要となります。

さて、張り替えるシートの柄や模様が違うと、バイクの外観が大きく変わります。
今回の場合、純正違うところは
1、シートの縫い目に赤いラインが入っている
2、シートの後部に「メーカーの名前が入っている」
というところなので「それほどでもないかも?」というところです。

さてどう変わったのか?

画像がそれです。左が張り替える前。右が張り替えた後です。
わずかな違いですが、感じが少し変化しました。(前向きに考えてスポーティー?)
それにしても、純正のシートを止めていたタッカーが今回使用した倍ぐらい付いてました。
錆びていたのもあって、外すの少々大変でした。(^^;)ゞ