mukojiisanのブログ

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大阪と神戸の美術館のはしご

2016年09月18日 | 日記
9月17日 夫婦そろってぽっかりと体が空いたこのひ、思い立って美術館巡りをした。
二人とも特別絵画に興味があるわけでもないが、たまには絵でも見ようかと。



最初に訪れたのは天王寺にある大阪市立美術館の 開館80周年記念「デトロイト美術館展」。
モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マテイス、ピカソなどの豪華な画家たちの作品が一度に見られるというわけだ。
自動車産業の繁栄のもとに集めた幅広いコレクションで、アメリカを代表する美術館の一つがこのデトロイト美術館とか。
18世紀中ごろの印象派から20世紀初頭のドイツ・フランス絵画までの52作品を大勢の観客とともにゆっくり鑑賞した。
展示作品のいくつかを。

印象派
           
モネ<グラジオラス>         ルノワール<座る浴女>

ポスト印象派
                    
ゴッホ<自画像>      ゴーギャン<自画像>     セザンヌ<サン=ビクトワール山>

20世紀のドイツ絵画
                                     
エルンスト・ルートウヴィッヒ・キルヒナー<月下の冬景色>   自画像<オットー・デイクス>
 

20世紀のフランス絵画
                                          
パブロ・ピカソ<読書する女性>       アメデイオ・モデリアーニ<女の肖像>   アンリ・マテウス<窓>

次に向かったのが兵庫県立美術館の「生誕130周年記念-藤田嗣治-東と西を結ぶ絵画展」
藤田嗣治はお河童頭に丸メガネで有名な画家。大正12年にフランスに渡って以来81歳でなくなるまで生涯の半分近くをフランスで送り、東と西の文化の上に誕生した画家と言われている。
エコールド・パリに寵児として大成功を冷めたが、第二次大戦中戦争画を描いた画家として戦後の国内でその責任を問われ、再びパリに渡ってフランスに帰化し、最後はカトリック信者としてフランスの地に骨をうずめた。
彼の特徴は「乳白色の下絵に、細い輪郭線を用いた裸婦を描くことで絶大な人気を博した」という。たしかに 墨で描かれた裸婦像は他の画家にはない美しい特徴がみられる。

  

大阪と神戸二つの美術館まわりはさすがにくたびれた。