京都府立大 父危篤 飲酒運転職員に甘い停職処分

２０１３／０４／２０

父親の容態が悪いので休暇取っていた大学職員が、危篤状態となったのを受け自家用車

を運転して病院に向かう途中交通事故（接触）を起こし、飲酒運転（酒気帯び）が発覚

したようだ。夕方６時前の時間。

府の指針では飲酒運転は原則懲戒免職。

勤務先の京都立大学は、事情考慮して免職から停職の処分としたようだが、一体どこを

酌量したのか。

余り私人の出来事には触れたくはないが、身内に甘い公務員の処分の例として取り上げ

ざるを得ない。

国民の範たる地方公務員である。

親の具合が悪く休暇取って、何で夕刻から飲酒するのか。

病院には電車・タクシーを使うべき。

緊急避難の補充性の原則もあり情状酌量などとするケースになり得ないのでは。

父の危篤を聞いて矢も立てもいられず車を運転したことが情状のようである。

何をか言わん。

役者でさえ、舞台があれば親の死に目に会えないことを覚悟している。

何も役者に限らない。スポーツ選手だろうが、会社員だろうが、大人は皆そうだ、覚悟

している。

それを何だ、大学のこの大甘処分は、これでは永遠に飲酒運転など無くならない。

本件は基より避難行為には該当しないケース。　

接触事故で死者や怪我人が出たならどうだったのか。

当然、法益の権衡などと言えない。

他にも身内に甘い処分例などあり、列挙。



・休みに日中自宅で飲酒、夕方娘を迎えに行き、停車中の対向車に接触（警察官・懲戒　免職）

・自宅で飲酒し、友人宅へ向かう途中、ブロック塀に接触（市職員・停職6ヵ月）

・自宅で飲酒していたところ、急用ができ運転、速度オーバーで検挙（市職員・停職4　ヵ月）

・自宅で飲酒後、マンション駐車場でギアを過ってバックに入れ駐車の3台に衝突（警　察官・懲戒免職）

・自宅で飲酒後、近くのスーパーで買い物、帰宅途中追突（市防災安全公社理事長・解　任）

・午前中自宅で飲酒、畑に行く途中、道路脇の倉庫に衝突（市職員・懲戒免職）

・自宅で午後1時から1時間飲酒後、2時間仮眠をとり入浴後に運転、検問（警察官・懲　戒免職）

.飲酒運転の福岡市職員を懲戒免職

.飲酒運転：検挙の男性消防士、柏原羽曳野藤井寺消防組合が停職処分　／大阪

・懲戒処分：酒気帯びで事故、県職員を免職　／福島

・女性の前で下半身露出　容疑の大阪市職員を停職６カ月

・横浜市教委：児童買春で不起訴の元教諭、懲戒免を停職に修正　／神奈川

・「京都」玄関口で排泄物垂れ流し、異常なのに人権で動かぬ京都市当局