MY FAVORITE SONGS Vol.293～MY FAVORITE SONGS RANKING 2022 下半期 BEST ALBUM RANKING～

楽曲ランキングに続いて2022年下半期の好きなアルバムランキングを発表したいと思います。
下半期はパワーメタル、パワーメタル寄りのメロディックメタル、
NWOBHMの流れを汲んだ硬質なヘヴィメタルに徹底的なまでにこだわっています。
ハードロックも要素ではなくハードロックと言い切れるような曲は多少聴く感じ。
下記の感想はほぼ自分の過去記事のコピペです(´◉ι‿◉`)


第1位 Stryper - The Final Battle
⇒アメリカ出身のヘヴィメタルバンド、
Stryperの『The Final Battle』が1位を獲得。
シングルランキング1位に続いて下半期2冠達成となりました。
1曲目の「Transgressor」はボーカルのMichael Sweetが
驚異的なハイトーンボイスを連発している痛快な曲で、
ちょっとしたブレイクダウンとギターソロが同時に流れる間奏が新鮮に感じます。
「Ashes To Ashes」はJudas Priestとか
NWOBHMを思わせるような力強い曲となっています。
全体的にヘヴィメタルではあるけど疾走感は抑えめとなっていて、
「Same Old Story」のようなドラマのエンディングとかで流れてそうな
バラード寄りのサビが多いかな。
「See No Evil, Hear No Evil」のようなシンガロングできそうなサビも多いですね。
演奏陣も手抜き感ないけどボーカルの年齢を全く感じさせない歌唱力が素晴らしくて
クオリティーの高いアルバムになってると言えます。

Stryper - "Ashes To Ashes" - Official Lyric Video | @The Official Stryper Channel

第2位 H.E.A.T - Force Majeure
⇒スウェーデン出身のハードロックバンド、
H.E.A.Tの『Force Majeure』が2位にランクイン。
全体的にメロディックロック的なサウンドの軽さはあまり感じなかったし、
ちゃんとハードロックしてて良かったな。
「Demon Eyes」みたいなパワーメタルに寄った曲もあるぐらいだし。
ボーカルは力強くてどこかソウルフル。
キャッチーな曲が多い中でも「Nationwide」は特に歌メロが良いし、
中盤以降のメロディックなギターリフも至高。
「Back To The Rhythm」は80年代風のシンセの音がいい味出してますね。


H.E.A.T. 'Back To The Rhythm' - Official Video - New Album 'Force Majeure' Out Now


第3位 Thundermother - Black and Gold
⇒スウェーデン出身のガールズハードロックバンド、
Thundermotherの『Black and Gold』が3位にランクイン。
ロックンロール風味の強い超ワイルドなハードロックで、
ハスキーな声質の女性ボーカルの迫力も凄まじくてめっちゃかっこいいんですわ。
「I Don't Know You」はそういったサウンドでありながらも
開放感ある爽やかめなサビが印象的。

THUNDERMOTHER - I Don't Know You (2022) // Official Music Video // AFM Records


第4位 Fellowship - The Saberlight Chronicles
⇒イギリス出身のパワーメタルバンド、
Fellowshipのデビューアルバム『The Saberlight Chronicles』が4位にランクイン。
適度なハイトーンボイスが聴いてて気持ち良いメロディックパワーメタルで、
シンフォニックメタル色も強いですね。
叙情性はそんなに強くなくてファンタジー感に溢れた曲が多いかな。
MV公開済みの曲が自分の好きな方向性だったのでアルバムを聴いてみたわけだけど、
新曲もメロディアスかつ疾走感あるものがほとんどで良かったです！(暴走機関車タイプの感想)

FELLOWSHIP - Oak and Ash (Official Video)


第5位 Nordic Union - Animalistic
⇒Pretty Maidsのロニー・アトキンスと
Eclipseのエリック・モーテンソンによる音楽プロジェクト、
Nordic Unionの『Animalistic』が5位にランクイン。
1曲目の「On This Day I Fight」はパワーメタルに寄った曲調で勢いを感じさせます。
その後も硬派な雰囲気のヘヴィメタルサウンドでありながら
キャッチーな要素もある曲が多くてとても良かったです。
癌を患っているとは思えないぐらいパワフルな歌声を披露しているロニーに
漢のかっこいい生き様というものを見せつけられましたね…(感服)

Nordic Union - "This Means War" - Official Music Video


第6位 Stratovarius - Survive
⇒フィンランド出身のメロディックメタル/パワーメタルバンド、
Stratovariusの『Survive』が6位にランクイン。
聴き易いボーカル、確実にヘヴィメタルと言えるサウンド、
キャッチーなメロディーを兼ね備えた
非常にバランスの良さを感じさせる曲が並んでますね。
「Broken」は叙情的な雰囲気のミドル曲で、
「We Are Not Alone」はキーボードリフを入れてるのが印象的。
「Frozen In Time」もやや叙情的な雰囲気があって
ボーカルが最後の方ハイトーンボイスを連発してますね。
「Glory Days」は疾走感漲るアルバムの中でも一番パワーメタル色が強い曲です。
「Voice Of Thunder」はアコギによる弾き語りから始まり
徐々にメタル色を強めていく長尺曲で、
アイアン・メイデン的な意味でプログレッシヴという感じ。

Stratovarius 'Broken' - Official Video - New Album 'Survive' Out Now


第7位 Dragonland - The Power Of The Nightstar
⇒スウェーデン出身のパワーメタルバンド、
Dragonlandの『The Power Of The Nightstar』が7位にランクイン。
聴き易い歌がStratovariusっぽいパワーメタル／メロディックメタルで、
ストリングスやキーボードソロもけっこう入ってるかな。
キーボードやシンセがかなり目立っているんだけど、打ち込みだけでなく
人が演奏してることによって生まれる臨場感もあります。

DRAGONLAND - The Power of the Nightstar (2022) // Official Music Video // AFM Records


第8位 Induction - Born From Fire
⇒ドイツ出身パワーメタルバンド、
Inductionの『Born From Fire』が8位にランクイン。
新曲の「Embers」のMVも公開となりました。
シンフォニックなアレンジのパワーメタルやメロディックメタルで、
ボーカルはハイトーンボイスで聴き易いんですけど、
「The Beauty Of Monstrance」や「Sacrifice」ではシャウトも披露。
「Eternal Silence」はギターも少し入ってるけど
ほとんどピアノとストリングスだけのシンプルなバラードとなっています。

INDUCTION - Embers (Official Music Video)


第9位 Skid Row - The Gang's All Here
⇒アメリカ出身のヘヴィメタルバンド、
Skid Rowの『The Gang's All Here』が9位にランクイン。
なんとなくハードロックやメロディックロック寄りのサウンドを想像してたけど
思ったよりヘヴィメタル色強くて個人的に好みだったし、
新たに加入した元H.E.A.TのEric Grönwallの歌唱力も高くてクオリティーが高いですね。
けっこう攻めたサウンドなのに「Hell Or High Water」「When The Lights Come On」
「Tear It Down」辺りは適度なノリの良さを感じるし、
「The Gang's All Here」は最高にご機嫌な曲と言えます。
「Time Bomb」はどっしり重量感のある曲で
時限爆弾が爆発する様を表したボーカルワークがユニークかな。
「Not Dead Yet」や「World On Fire」は疾走感や勢いがあって気合い入ります。

SKID ROW - The Gang's All Here (Official Video)


第10位 HAGANE - Code ; 9021
⇒日本のガールズメタルバンド、
HAGANEの1stフルアルバム『Code ; 9021』が10位にランクイン。
自分の中で正統派メタルなイメージがあってそれは間違いではないかなと思うけど、
「BlackCult」や「Sword Of Judgement」辺りはパワーメタル色が強いですね。
「GunRock」ではスラッシュメタルの様なリフを聴かせてくれるし、
アグレッシブなサウンドの曲も多くて良かったです。
「SuperVillan」はシンセが強めに入ってて
アルバムの中でもちょっと異彩を放っているかな。
「FlyingCircus」や「GoGoKart」はヘヴィメタルでありながらも
爽やかめな印象の曲で休日の遅く起きた朝とかに聴きたい感じ。
「Memories」はわりと穏やかなメタルバラード曲で、
「Train」はメロディックなギターを聴かせてくれるインスト曲。
「Undersea Paranolia」は情熱大陸で流れてそうなインスト曲で
後半にメタルっぽいギターも登場。
「Labradorite」は起伏に富んだ曲となっていて
サビ部分がパワーメタル寄りになるところとか
ギターソロが終わったあと元のテンポに戻るところが好き。
最後シンガロングで気持ちよく終われる
正統派メタルの「ZERO」で大団円ってな具合です。
演奏が上手くてボーカルは綺麗めな声質だけどそれなりにはパワフルですね。

HAGANE - BlackCult (Official Music Video)