Memphis May Fireは新曲「The American Dream」をリリース。
重厚なブレイクダウンとかあって攻撃的なんだけど歌メロの良さもあるメタルコアで、
若干We Came As Romansのような電子音も入っているかな。
Memphis May Fire - The American Dream (Visualizer)
Moonlight Hazeは新曲「We'll Be Free」をリリース。
イタリアのシンフォニックパワーメタルバンドなんだけど、
この曲の歌メロめっちゃ良い。
MOONLIGHT HAZE - We'll Be Free (Lyric Video)
The Curse WithinはニューEP『Heartless』をリリース。
メロディックメタルコアもしくは
現代的な激しさを伴ったスラッシュメタルと言ったようなサウンドに
キャッチーな歌メロを乗せた曲が多く、
今作も彼ららしさが詰まっているんじゃないかと思います。
タイトルトラックの「Heartless」は
静謐なパートがあったり叙情的な雰囲気が強くなってるかな。
今回は個人的に好きなEP、ミニアルバムの年間ランキングを発表します。
第1位 Until I Wake - Until I Wake
⇒グラミー賞にノミネートされたI Prevailや我らが(？)Ice Nine Killsも所属する
大手インディーズレーベルのFearless Recordsと契約した
新鋭バンドのデビューEPが年間1位となりました。
質の高い歌モノメタルコアを軸とした音楽性になっており、
「Nightmares」では叙情的なギターソロも披露しています。
Until I Wake - Foundations (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
第2位 GALNERYUS - UNION GIVES STRENGTH
⇒2021年はパワーメタル系をかなり聴いてたけど
海外勢と比較しても遜色ない出来というか凌駕してる部分もあると思う。
ギターがメロディックなのがポイント高くて、
特にMVになってる「WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)」と
ちょっとダークな雰囲気を纏った「THE HOWLING DARKNESS」が好きかな。
GALNERYUS – WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)
第3位 The Amity Affliction - Somewhere Beyond The Blue
⇒激しいシャウトとメロディアスなクリーンパートが交錯するメタルコアで、
「Death is All Around」はThe Amity Afflictionらしいアンビエントな要素もある
アトモスフェリックメタルコアとなっています。
The Amity Affliction "Death is All Around"
第4位 Lorna Shore - ...And I Return To Nothingness - EP
⇒激しくもドラマティックなシンフォニックデスコアという感じで、
ギターソロを弾いたりテクニカルな面も見せてくれます。
デスコア界隈では際立って良かったですね。
LORNA SHORE - And I Return To Nothingness (OFFICIAL VIDEO)
第5位 The L.I.F.E. Project - The L.I.F.E. Project
⇒Stone SourのギタリストであるJosh Randが主宰する新プロジェクトのデビューEPは
Halestormのようなバンドサウンドもボーカルもパンチのあるハードロックという印象。
The L.I.F.E. Project - The Nothingness (Official Video)
第6位 The Curse Within - Seeking Vengeance
⇒爆走メタルコアにヘヴィメタル的なリフやギターソロを惜しみなく注ぎ込んだ
現代的なスラッシュメタルという感じでサウンドも好みなんだけど、
歌メロがキャッチーなのがまた良いですね。
The Curse Within - Pull The Trigger
第7位 Earthists.・Graupel・Sable Hills - BIRTH
⇒ジャパニーズメタルコアバンド3組によるスプリットEPなんですが、
個人的にメロディックメタルコア勢の曲が刺さりました。
Graupel - Apathy Official MV
第8位 The Devil Wears Prada - ZII
⇒アグレッシブなシャウトと儚げなクリーンボーカルが交錯するメタルコアで、
個人的には歌メロの良さもある「Forlorn」と「Contagion」がお気に入り。
The Devil Wears Prada - Forlorn (Official Music Video) [From the new album ZII - Out Now]
第9位 Outline In Color - Imposter Syndrome, Pt.2
⇒ポストハードコア、歌モノメタルコアな音楽性に
ラップを取り入れた「Today's Western」や、
インダストリアル要素も強い「Why Should You Survive」等が収録されています。
2020年のEP,ミニアルバムランキング4位に続き2年連続の年間TOP10入りとなりました。
Outline In Color - "Why Should You Survive" (Official Music Video) [Directed by KING ZABB]
第10位 Drown This City - Colours We Won't Know
⇒サウンドはDjent交じりでゴリゴリのメタルコアだったりするんだけど、
そこに透明感のあるフィメールボーカルを入れているのが特徴かな。
Drown This City - Borderline Existence
第11位 Like Moths To Flames - Pure Like Porcelain
第12位 April Art - Fighter
第13位 Orbit Culture - Shaman
第14位 Orchards - Kill The Pain
第15位 TRiDENT - UNDER GROUND
第16位 TRiDENT - OVER GROUND
第17位 FUTURE FOUNDATION - TRINITY
第18位 Against The Current - fever
第19位 From the Abyss - CURES
第20位 Of Mice & Men - Bloom
今回は2021年下半期の好きな楽曲ランキングを発表します。
シングルランキングの上位も大まかに言えばヘヴィメタルかメタルコアか
そのどちらの要素もあるメロディックメタルコアのような曲が並ぶ結果となっていますが、
アルバムランキングに比べるとメタルコアベースのバンドが多いかな。
第1位 Bullet For My Valentine - Parasite
⇒ヘヴィメタル要素も備えたどこまでも凶暴なメタルコアで、
エクストリームなサウンドながらクリーンパートもあるバランス型の楽曲で好き。
Bullet For My Valentine - Parasite
第2位 Until I Wake - Nightmares
⇒グルーヴ重視の歌モノメタルコアだけど叙情的なギターソロも聴かせてくれています。
一昨年デビューしたばかりの新人ながら既にクオリティーが高いですね。
Until I Wake - Nightmares (Official Music Video)
第3位 Ice Nine Kills - Assault & Batteries
⇒映画「チャイルド・プレイ」を題材にしたシアトリカルな要素が強い曲で、
攻撃的なサウンドながらどこか心が弾むようなメロディーになっているところが
殺しを楽しむチャッキー感あって良い。
Ice Nine Kills - Assault & Batteries (Official Music Video)
第4位 Temperance - Pure Life Unfolds
⇒起伏に富んだ展開が印象的なシンフォニックメタルで、
男女トリプルボーカルの熱い歌が胸に突き刺ささります。
TEMPERANCE - Pure Life Unfolds (Official Video) | Napalm Records
第5位 Ice Nine Kills - Funeral Derangements
⇒メタルコアを軸にヘヴィメタル的なギターも加味したサウンドで、
アルバムの中でも重厚感を強調した曲になっているかな。
Ice Nine Kills - Funeral Derangements (Official Music Video)
第6位 Bullet For My Valentine - Paralysed
⇒ギターソロもぶち込んだ攻撃性の強いメタルコアで、
アルバムの曲の中では比較的疾走感があって好き。
Bullet For My Valentine - Paralysed (Visualiser)
第7位 Mister Misery - Strangeland II - The Return
⇒メタルコア的な激しさとヘヴィメタル要素、どちらも兼ね備えてる感じで、
ギターリフがゴシックなバンドの世界観に合ってて良い。
第8位 The Amity Affliction - Like Love
⇒激しいシャウトとメロディアスなクリーンボーカルが交錯するメタルコアで、
終盤に入るストリングスがドラマティックさを増大させています。
The Amity Affliction "Like Love" Official Music Video
第9位 Temperance - Breaking The Rules Of Heavy Metal
⇒ボーカル部隊の歌唱力、テンションが凄まじくて
究極の歌モノメタル感がありますね。
TEMPERANCE - Breaking The Rules Of Heavy Metal (Official Video) | Napalm Records
第10位 Memphis May Fire - Bleed Me Dry
⇒アルバムは出なかったけど2021年は
グルーヴ重視の歌モノメタルコアな方向性で
質の高い楽曲を次々にリリースし存在感を見せつけてくれました。
Memphis May Fire - Bleed Me Dry (Official Music Video)
今回は2021年下半期の好きなアルバムTOP10を発表します。
端的に言うとヘヴィメタルかメタルコア、
あるいはそのどちらの要素もあるような作品が並ぶ結果となりました。
メタルコア系はメロディックメタルコアやプログレメタルコアを聴くことが多かったかな。
パワーメタル系のバンドが多くランクインしてるけど、
Brainstorm、Warkings辺りもTOP10の候補だったってぐらい良かったです。
第1位 Ice Nine Kills - Welcome To Horrorwood: The Silver Scream 2
⇒シアトリカルでシンフォニックなメタルコア／ポストハードコアに
ヘヴィメタル要素も味付けしたスタイルで、
タイトルトラックの「Welcome To Horrorwood」も
ブレイクダウンあり、ギターソロあり、歌メロの良さまでありの
いわゆる欲張りフルコースな曲となっています。
Ice Nine Kills - Welcome To Horrorwood
第2位 Bullet For My Valentine - Bullet For My Valentine
⇒ダークな雰囲気漂う重厚なメタルコアサウンドに
ギターソロを加えたような曲が多いですね。
とにかく無慈悲なまでにアグレッシブでエクストリームなアルバムに仕上がってて大満足。
Bullet For My Valentine - No Happy Ever After (Visualiser)
第3位 Trivium - In The Court Of The Dragon
⇒こちらもハードコアやメタルコア的エネルギーを感じさせるんですが、
Ice Nine KillsやBullet For My Valentine以上にヘヴィメタル色が強いですね。
男臭さ満点のボーカルもたまらなく良い。
Trivium - Feast of Fire [OFFICIAL VIDEO]
第4位 NorthTale - Eternal Flame
⇒疾走感があってハイトーンボーカルが冴え渡るパワーメタルらしいパワーメタルで、
この手のジャンルの中では一番良かったんじゃないかと思うぐらいクオリティーが高かったです。
NORTHTALE - Future Calls feat. Tim & Kai Hansen (OFFICIAL LYRIC VIDEO)
第5位 Powerwolf - Call Of The Wild
⇒クワイアとか入っててめっちゃ雰囲気あるシアトリカルなヘヴィメタルで、
最後まで世界観にのめり込める良作でした。
POWERWOLF - Beast Of Gévaudan (Official Video) | Napalm Records
第6位 Temperance - Diamanti
⇒何と言っても男女トリプルボーカルの迫力、スケール感が魅力の
パワーメタル／シンフォニックメタル系の作品となっています。
第7位 NEMOPHILA - REVIVE
⇒多弦ギターを用いた重厚なサウンドとHR/HM然としたプレイが合わさったスタイルで、
「DISSENSION」という曲を初めて聴いた時は
「こんなBullet For My Valentineばりの音を鳴らす女子バンドがいたのか！」
と衝撃と感動を覚えましたね。
インディーズデビュー作とは思えないほど完成度が高くて
個人的に2020～2021年の邦楽の中で一番良かったですね。
【MV】NEMOPHILA / DISSENSION
第8位 Spiritbox - Eternal Blue
⇒ド迫力のシャウトと美麗なクリーンを使い分ける
フィメールボーカルを擁するメタルコアで、
プログレ／Djent要素も多分に含まれているところがいかにも自分好みな感じ。
Spiritbox - Circle With Me (Official Music Video)
第9位 Rhapsody Of Fire - Glory For Salvation
⇒コーラスやオーケストラが壮大なスケール感を演出する
シンフォニックパワーメタルで、個人的にサビの疾走感もある
「Chains Of Destiny」や「The Kingdom of Ice」辺りが特に好き。
RHAPSODY OF FIRE - Chains Of Destiny (2021) // Official Music Video // AFM Records
第10位 Defences - In The Balance
⇒中性的なハイトーンボイスと迫力のあるシャウトが交錯するメタルコアで、
重厚感溢れるバンドサウンドでありながら
アンビエントな雰囲気を纏った曲が多いですね。
Defences - Something More (Official Music Video)
Sabatonは新曲「Soldier Of Heaven」をリリース。
ボーカルはエピックメタル的勇ましさを感じさせるけど
どこか叙情的な雰囲気が漂う曲になっているかな。
SABATON - Soldier Of Heaven (Official Lyric Video)
Future Palaceは新曲「Heads Up」のMVを公開。
インダストリアル要素もあるポストハードコア／メタルコアで、
エモーショナルなボーカルを押し出した曲になっていますね。
FUTURE PALACE - Heads Up (OFFICIAL VIDEO)
Falling In Reverseは新曲「ZOMBIFIED」のMVを公開。
ダークな雰囲気を纏ったポストハードコア／メタルコアで、
「Popular Monster」からラップを抜いたような曲になっているかな。
Falling In Reverse - "ZOMBIFIED"
今回はFear Of Dominationのニューアルバム『VI: Revelation』を聴いてみた。
シャウトとメロディアスなクリーンボーカルが交錯する
インダストリアルメタルなんだけど、
ギターソロやメロディックなリフはあんまりないので
演奏スタイルとしてはコア系に近いものも感じる。
Fear Of Domination - Dive Into I (Official Music Video)
ギリシャ産パワーメタルバンドのFirewindが
昨年リリースしたシングル「New Found Power」は開放感あるサビが印象的。
FIREWIND - New Found Power (2021) // Official Music Video // AFM Records
Machinae Supremacyは新曲「We Are The Ones Who Will Change The World」をリリース。
メタルにチップチューン(8bitな電子音)を取り入れているところがこのバンドの特徴の様です。
国産メタルバンドのBLOOD STAIN CHILDが昨年リリースした2曲入りシングルも聴いてみた。
シンフォニックメタルにインダストリアルというか
歪みのあるEDMを織り交ぜたアグレッシブな楽曲となっていますね。
