クローバー・フィールド

『めざましテレビ』で、軽部さんが紹介していたのがこの映画で。
いきなりごろん・・・と転がってくるのが自由の女神の首。
逃げ惑う人たちとなにやら正体の分からないものの地響き。

クローバーフィールド／HAKAISHA - goo 映画

楽母、好みばらばらだから、同時に『砂時計』もみたいな～なんて思ったりしてるんだけど。
一応、ヒットしそうなほうから抑えておく（笑）
前売りを買ってから、夕刊に5日公開！と大きな広告が打たれていた。
それを見て・・・ちょっとしくじったと思いつつ。
血圧が高い人や心臓病の人、妊婦さん、体調の悪い人はご注意ください、という言葉。なんでもこれ・・撮影方法のせいで酔ったようになるとか。　

以前、橋爪功さん主演の京都が舞台の新聞記者のドラマがあったんだけど、いつだったかな？　画面がぶれてぶれて気持ち悪くなったことがあったの。そのドラマは橋爪さんがリュックを背負ったままやたらと走る場面が多いものだったのだけど、普通走るシーンを撮るとき、隣にレーンを作ってカメラを上下しないように固定しておいて
引っ張ったり、車に乗せて撮影するでしょ？　あの時は、カメラを抱えた人が橋爪さんと一緒に撮影しながら横を走っているのかと思うぐらい上下動が激しくて、見ていられないほどだった。

この映画も個人によるホームビデオの撮影という形式をとっているのでぶれるだろうし、間違いなく気持ち悪くなる。しかも怖いのがプラスされたらどうしよう？　　なんて思っていたら、酔って気持ち悪くなるという事は（私は）なかったです。　先日のDANの車での天ヶ瀬行きの方が吐きそうになったほど（笑）

でもねぇ・・・怖いわ。
音でやられる。割と早くからズッシ～ンという重低音のお腹に響く音がしっぱなし。
その上、怖いものの正体がなかなか分からない。
逃げ惑う人たちの会話で、それが生き物だというのはわかるのだけれど、実際、姿が見えるのがかなり後なものだから。
『JAWS』や『ジュラシック・パーク』『グエルム』なんかもそうだったけど、音が怖さを増幅させたでしょ？　その類。
上映時間は短かったのだけど、もういいわ、あれ以上長いとどきどきが納まらないし。ひとりでは行かないほうがいいと思いました。

☆で、怖かったのでお口直しに、またまた大山崎山荘美術館に行ってきました。
酸素濃度が濃くって、生き返った（笑）