「かしこい人ほどアホなことをいうものです。アホほどかしこそうにいう。ハハハ」『風をください』
・・・・女の定義。
「女とは許すことはできても、忘れぬことはできぬ動物なり」『女が愛に生きるとき』
この男を手放したくなかった。それは現代では、愛ということなのかもしれない。
『お気に入りの孤独』
しかし「老い」は、人が望むと否とにかかわらず、「いつのまにか」「スーッと」やって来る。始末が悪い。「老い」ばかりは、「キッパリ」「いさぎよく」というわけにいかないので、「いつとなく」「スーッと」老いてしまう。若さからキッパリ引退はできないで、「いつとなく」「スーッと」若さを失う。 そのへんの無残な曖昧ぶりは、私には、きわめて人間らしい事に思われる。人生には「決して」という言葉は、ためらわずにはいわれないものがあるのと同じく「ジワジワと」「ナアナアのうちに」変貌し、移ろうものがある。そこが人生のいいところでもあるような気がする。 私たちは一縷の若さを「ほそぼそ」と保ちつつ、やがて夕焼雲の彩りが次第に褪せるように若さを失っていく、内心はマゴマゴしつつ、うわべはまだ突っ張っているが、自分では若さを失いつつあることを、よく知っている。
しかし「若さ」から「いさぎよく引退」はしたくない、また、人にもそう思われたくない、その矛盾に不安をおぼえつつ、虚勢を張らずにいられない、そのへんのマゴマゴぶりに私は何ともいえぬ人間の旨みを見出す。 男も女も、そのへんに色気があるといってもよい。『死なないで』
お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチストだもの。『言い寄る』
これ、この間、映画の上映待ちに買った本の中の抜粋です。 最近の映画館は食事できる所があって、本屋も入っていて便利。うろうろしなくていいので助かります。
なんかね、こういう抜粋した部分、納得したり同意したり。私の頭にある構成部分。すぐ、読める。
『女のおっさん 箴言集』田辺聖子著 PHP文庫
タイトルが私にぴったり!
☆今週の課題曲 『Che Vuole Questa Musica Stasera』 G.Amendola
・・・・女の定義。
「女とは許すことはできても、忘れぬことはできぬ動物なり」『女が愛に生きるとき』
この男を手放したくなかった。それは現代では、愛ということなのかもしれない。
『お気に入りの孤独』
しかし「老い」は、人が望むと否とにかかわらず、「いつのまにか」「スーッと」やって来る。始末が悪い。「老い」ばかりは、「キッパリ」「いさぎよく」というわけにいかないので、「いつとなく」「スーッと」老いてしまう。若さからキッパリ引退はできないで、「いつとなく」「スーッと」若さを失う。 そのへんの無残な曖昧ぶりは、私には、きわめて人間らしい事に思われる。人生には「決して」という言葉は、ためらわずにはいわれないものがあるのと同じく「ジワジワと」「ナアナアのうちに」変貌し、移ろうものがある。そこが人生のいいところでもあるような気がする。 私たちは一縷の若さを「ほそぼそ」と保ちつつ、やがて夕焼雲の彩りが次第に褪せるように若さを失っていく、内心はマゴマゴしつつ、うわべはまだ突っ張っているが、自分では若さを失いつつあることを、よく知っている。
しかし「若さ」から「いさぎよく引退」はしたくない、また、人にもそう思われたくない、その矛盾に不安をおぼえつつ、虚勢を張らずにいられない、そのへんのマゴマゴぶりに私は何ともいえぬ人間の旨みを見出す。 男も女も、そのへんに色気があるといってもよい。『死なないで』
お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチストだもの。『言い寄る』
これ、この間、映画の上映待ちに買った本の中の抜粋です。 最近の映画館は食事できる所があって、本屋も入っていて便利。うろうろしなくていいので助かります。
なんかね、こういう抜粋した部分、納得したり同意したり。私の頭にある構成部分。すぐ、読める。
『女のおっさん 箴言集』田辺聖子著 PHP文庫
タイトルが私にぴったり!
☆今週の課題曲 『Che Vuole Questa Musica Stasera』 G.Amendola
いつものように、自分のアクセス状況を確認するために、開いたら・・・「えっ?」状態でした。
「老い」って、認めたくないけれど、確実にしのびよっていますねぇ~。
体力的にはもちろんのこと、外見上も・・・。
免許証の写真、更新ごとの分を並べてみたら如実にあらわれていました。(泣)