うぬぼれ鏡

どうも我が家にある鏡はことごとく『うぬぼれ鏡』であるような気がしてきた。
家だと・・まだまだ楽母いけてるじゃん・・なんて思ってるのに、外行くと・・こんな筈ではなかったに～・・と感じる事がしょっちゅうだ。

一時、ブティックにある鏡はみんな横幅何％か、細く映る鏡だという話が広まった事もあったけれど、あれは本当のことなのかもしれない。

人の習性として、大勢で映った集合写真はまず最初に自分の姿を見つけようとする、というのと、鏡を覗く、と意識をもってその前に立つ前には、必ず自分でもっともいい顔に修正している、と読んだように思う。　思うだけで・・・例によって曖昧。

そのせいかな？　ちゃっちゃと塗り捲る？？洗面化粧台でも、全体をざっと眺める姿見でも、私は綺麗なのだ（爆×1億ぐらい）
なのに、知らないまま映ってしまうショーウィンドウや、店内の鏡には疲れ果てた
中年おばちゃんの姿がある。

最近・・・その・・・あまり「おばちゃんが頑張ってる」風な奇抜な格好はしたくないけれど、もろおばちゃん風ないでたちも好まないのでそこそこ・・・ふたふた？・・なちょっと流行りもかましつつ無難な格好をしていることが多いのだけど、それすらやだ。　収まり悪い。

はじめて自分の声を録音、再生した時、私の声ってこんなんじゃないわ、って思わなかった？　うっそ～って思ったのに、私以外の人はみな、これは楽母の声だと言った。その時の驚きにも似て、自分の頭なり目で見ている己の姿は、人の認識している楽母とかなり違うんじゃないか・・・と思ったりしています。

鏡を磨くのは好きなんですけど・・・いくら磨いても『うぬぼれ鏡』はうぬぼれ鏡なんですよ。　まぁ、いい奴なんですけどね（笑）

さて、☆今週の課題曲☆　まだまだ弾きこなせない《ハウルの動く城》メドレーと
　　　　クリスマスソングをなにか一曲！