聞きたくもなし。

去年、向かいの借家に引っ越してきた一家とどうもうまく付き合えない。

歳も22歳だと言ってたくらいだから、まぁ言ってみれば親子以上に離れているから合わなくて当然だけど、ここに前に住んでいた若夫婦とは普通に付き合えていたんだから、やっぱり何かあるんだろうね。

保育園に通う年子がやんちゃでうるさい、というのは我慢できる。
子供が元気に騒ぎまくったところで、一時のことだし。
その母親がすっぴんだと見間違える、というのもOKだ(笑)　子供を保育園に連れて行く朝、くわえたばこで出てくるのもかっこ悪いのは彼女だから我慢する。

ただ、どうにも我慢できないのが、しょっちゅう電話をしているところ。
真冬はお互い閉め切ってもいるし、寒いから彼女も外で喋っていなくていいんだけれど、ちょっと暖かくなってきたら、、、そうだ、去年引っ越してきたときからそうだった！と思いだした次第。

彼女、どういうわけか、どんな設定をしているのか電話の相手側の声も筒抜け状態にしている。

普通、電話は喋っている方の声は聞こえても、受話器の向こう側の相手の声は聞こえないでしょ。
それが、オンフック状態みたいに、相手の話もみんな聞こえる。

「おはよう」
「おはよう」
「あのさぁ、昨日こんなことがあったんだよね」
「ふぅん」
「それでチーフが出てきてなんちゃらかんちゃら、あの子、今日はきっと休むと思うわ」
「チーフもさぁ、注意の仕方悪くね？」
「だけどさぁ、あの子も悪いよね～」

的な(笑)

それを家の前で延々喋るからたまらない。
最初、誰か友達が来て二人して立ち話してるのかと思ったほど。

でも、電話なの。
相手の声、会話、外に聞こえる設定にする必要ってある？　　会話丸聞こえって刑事ドラマの逆探知の場面みたいだ(笑)
相手の声さえ聞こえなきゃ、なんの話してるか分からないのに、相手の声、それに対する彼女の話、みんな聞こえるから顔も分からない電話口の人がなにを思い、なにに腹を立てて愚痴ってるかみ～んな分かってしまう。　別に耳ダンボにしてるわけじゃなくても入ってくる。
相当ストレス。

うるさい。

あんな奇妙な設定をしている人は初めてだ。　ギャラリーに聞かせたいのか。