こんにちは。いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、ありがとうございます!!
これまで多くのいろいろなタイプの子どもを見てきて、
将来、どうなるんだろう?!ってちょっと気になる子ってどんな子かなって考えると、、
親の前で自分を出せていない子どもなんです。
やんちゃで、手がかかって、
暴言や時には手が出てしまうような子どもは、
実はそんなに心配ではなかったり。
そういう問題行動に保育者が普通にというか、
きちんと対応して支援していれば、
将来、そんなにはね。
なぜかというと、、
その時は本当に大変でトラブルも多く、
保護者の方に何度も謝罪をしないといけなかったような子どもだったとしたら、
もし将来、少し道を外れるようなことがあったとしても、
心の持ち方も人との付き合い方も、子どもの頃にぶつかりながらも経験を積んで支援もされている分、
いつか教えられたことの本当の意味に気付いて、自分で元に戻っていく力を発揮できるんじゃないかなって思えて、
要するに、誰にでも支援が必要とわかりやすいタイプなんです。
もっと自分を見て!、自分の話を聞いて!っていう注意喚起行動に対して、保育者や教育者が対応をきちんとすればいい。
理由も聞かず、頭ごなしに押さえつけることだけしなければ。
でも、、
表面的にはいい子で、隠れて問題行動をするタイプって居て、
それは大人の顔色を窺うようになってしまっている子どもで、
保護者や先生の前ではあいさつもして礼儀正しくふるまって、
友達同士では口も悪く、ひどいいじわるを思いついて実行してしまうようなで、、
そういう子どもって、表立って問題がないので、対応することも少なく、
本当はいろいろ抱えていて、問題はあるのに保育者の影響力というか、大人の支援を受けにくくなっている。
スルーされてそのままになっていることが多くて、、
時々その子どもに問題があると発覚したりするわけだけど、
わからないところで起きてることが多く、発見もしにくいっていう、、
私の知ってるケースでは、
その子どもは、両親共教育者で、
礼儀正しく、勉強も含めて厳しく育てられていて、
お迎えに来られた時なんかにお母さんからよく、
『ごめんなさいって言いなさい!』って意見も聞かずに叱られていたり、
そんな子どもって、家に帰って自分を素直に出せているのか、居場所はあるのか、落ち着いて安心して過ごせているのかって。
とても心配になる。
そんな子どもの本当の自分を見てほしい、話を聞いてほしいって想いが、
大人の前では顔色を窺って、いい子ちゃんをして、
本当の心の内を、影での問題行動で現わしてしまう。
それに気づいて、保育者はできる限りのことをするんだけども、、
本当は一般的な保育者では太刀打ちできないくらい深刻で、保護者含めて、相談支援の専門家に繋ぐ必要があるようなケースだと思うんだけど。
そういう子どもが将来、不満を抱えたまま、自分と他者や社会とのバランスが取れないまま大人になって、
どうなっていくんだろうって、、
なので、外ではある程度きちんとしていても、親の前で、時にはわがままで、手のかかる子どもっていうのは、家が安全地帯になっていて、
外でのストレスを家でしっかりバランスをとることが出来ているってことで、、
保護者の方は、外では問題もあまり無くて、ちゃんとしているのに、なぜ家で荒れるの?!と思うみたいですが、
その場合は、子どもは外でとても頑張っているってことで、保護者も子どもの本音に寄り添い、適切な支援をする必要はありますが、
子どものうちは、どこかで素の自分を思い切り出せる!って大切なことなんですよね。
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最後まで将来がちょっと気になる子どもって、どんな子ども?!をお読みいただき、誠にありがとうございました。
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