「きーちゃんに呼び出されて…」
「え!お父さんとお母さんが?」
「そうなのよ。アパートに行ったら、
キーちゃんのお父さんとお母さんも いらしてて、」
「ヤッパリ 呼び出されたのかな?」
「そうだと思う。キーちゃんが涙ながらに語るのよ。」
「弟の事を?」
「そう。そうれはもう延々と、
あんなこと言った、こんな事をしたって、
泣きながら…
それから謝って…」
「弟が謝ったの?」
「もう何回も誤ってんだけど…」
「だけど、どうしてFXなんて始めたんだろう?
どうして一千万円つぎ込む前に辞めなかったんだろう?
私たちが誘われなかったでけでも良かったと思わなきゃ。
この間は、お義父さんとお義母さんが
甥っ子二人連れて 泊りに来てくれて言うには、
地主さんが、借地を買ってくれって、
言ってきてるって、
今すぐじゃないけれど、
初めは長男のお義兄さんに
買ってもらいたいって話したんだけど、
何しろ、お兄さんはいまだに
新しい証券会社作るって言ってるくらいで
お金がなくて土地なんか買えないのよ
それで次男の我が夫に言ってきたみたい。」
「どうするの?」
「転勤が長くなるのか、分からないしねぇ…」
┐(´д`)┌ヤレヤレ