てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

Bar ばばぁ

2009-05-27 | 太陽・雨
まだまだピチピチの若い頃、友人(江戸っ子♂)に

「たままんは年取ったら、

山松ゆうきちの“くそばばあの詩”に出てくるばばあみたいになりそうだ

したたかで、意地が悪くて、かわいげ全くないばばあ

そんなくそばばあが、カウンターの向うにいるバーってどうよ?

最高にシュールだよ、

そういう場所に晩年いるんじゃないの?」

と言われたことがあります。

(残念ながら、山松さんのくそばばあ画像探したけれど、ありませんでした。
 あの漫画本は廃刊になってるようで、古書サイトで高値になってて驚きました)

なぜ、わたしがバーカウンターの中に居るのかは分かりません。

水商売の経験は全くないし、お酒飲めないし・・・・

けど、彼のこの言葉は、何故か魅力的で、妄想が膨らむのです。


店の名は「Bar ばばぁ」

客選びます。偉い人は来てもいいけど、エラそうにするヤツは入店お断りです。

カウンターだけでもいいけど、小さなライブが出来るスペースあるのもいいな。

バーだけど、美味しいご飯も、気に入った客には出せれば、なおいいね。

ばばあ、時には説教たれるかもですが、年寄りの言う事には耳を傾けなはれ。

BGM・・・までは考えてないけど、ジュリーを流すのは客の居ないときにと自粛です。

あぁ・・・妄想を実現させる為にはロト、当てなければ・・・毎週買ってるんですがね>2口ぽっきり


実は、たくさんの仕事仲間が来月を限りに職場を去ります。

理由は会社都合、リストラです。

自分は免れたという安堵や、明日はわが身という恐怖は、不思議と湧いてこなく

今、感じているのは激しい憤りと喪失感なのです。

長い間、苦労を共にしてきた仲間を一度に失う哀しさに

仕事中でも気を許すと落涙しそうになります。


突然の解雇を言い渡された仲間が憩える場所をわたしが作れれば・・・

そんな気持ちが、しばらく忘れていた「Barばばぁ」の夢物語を思い出したのでしょう。

・・・・ロト、当たれ!



今日の画像は、ご近所のガーデニング
小さなスペースなのに、丹精込めていつも見事にしてらっしゃいます。
今朝はまた格別、珍しいアジサイを中心に、涼やかな彩りで癒されました。




































本日、またひとつ「ババァ」になりました
娘のプレゼントのバースデーケーキです



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コメント (8)