てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

ピアス、TATTOO、耳カット

2009-05-23 | 東京ねこ
ねこに会える公園には、お揃いで耳の先が欠けているねこたちがいる、と

過日ログを残しました

「ずいぶんケンカっ早いキャッツらばかりなのかしら?」と携帯見せながらつぶやいたところ

「同じ、箇所を怪我するなんてありえない、欠けてる場所も大きさも揃ってるし」

と娘に言われました。人工的に付けられた傷だと。。。。

地域ねこのお世話をしている少年からねこを傷付ける人がいると聞いたばかりだったので、

「じゃ、ねこ虐待してる人がいるのかしら?」と色めき立ったわたし。

「詳しくは知らないけど、去勢・避妊処置した印じゃないの~」と。

し、し、知らなかった・・・・・・

ねこを取り巻く人間たちの優しいルール

家のあるねことは違い、公園などをねぐらにしてるねこはなかなか識別が難しく

避妊の処置をするために、2度も開腹された♀などもかつてはいたそうです


そんな事故を避けるためにもと始まったのが「TNR運動」というものだそうです

TNRというのは、捕まえて(Trap)、中性化し(Neuter)、元の場所に戻す(Return)

地域の住民と動物病院が協力しあって行っていく

そして、元の場所に戻した後、処置したねこを識別するための印をつけるようになったようです


具体的には手術のための麻酔がかかっている間に

ピアス・TATTOO・耳カットで「この子は処置済み」の印をつけるのだそうです

国・地域によってとられる方法は異なるようですが、都内は耳カットが多いとか


不幸な仔猫が増えるのを避けるためと

「このねこは一代で終わる生、ちゃんと面倒をみてる人間がいます」の目印にもなりますね


耳カット、ちょっと痛そうで、見た目ヤサグレねこに見えるけど

「それは、虐待ではなく、TNRという活動のための目印なんですよ。」

知らない人がいたら、そう教えてあげてください



そして、耳カットねこのアイドル「はっちゃん」  もちろん彼も地域猫出身、神戸の公園でいたそうです



本日の画像はねこに会える公園のねこのアップです

♂ねこは右耳をカット

左耳カットは♀だそうです





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コメント (4)