てのひらの中の偶然

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「人間60年・ジュリー祭り」ほっといても本物(おんがく)は 最後に残る

2008-12-03 | 東京・影
「人間60年・ジュリー祭り」
11月29日 京セラ/大阪ドーム、12月3日 東京ドーム

両日とも80曲を歌いきったシンガーはジュリー・沢田研二。
80曲目-ラストナンバーは「愛まで待てない」。

12年前の1996年、久しくジュリーのコンサートから遠ざかっていたわたしは、
ふと目にした折込み広告でチケットを手に入れ、ジュリーのコンサートに足を運びました。
ツアー「愛まで待てない」の渋谷公会堂、ガツンとやられました!
テレビへの露出もほとんどなくなり、アルバムも久しく買っていなかったのに、
眼の前にいるのは、まさしくジュリー!歌も、衣装も、ステージングも素晴らしく、
2時間超、会場にいる間、夢見心地で踊り通しました。

「こんなことしてる場合じゃない、もっとジュリーを・・・」と
ファンクラブにも入っていなかったわたしは、
その日のうちに、インターネット上でジュリーの情報を探しました。
12年前のネット上にはオフィシャルサイトはまだなく、ファンサイトも4-5箇所だったでしょうか。
先輩ファンの方々から発信される情報をむさぼるように読みました。
いつしか、多くのジュリーファンの方との交流もできました。

そんな中「いつかジュリーが東京ドームでLiveをしたら・・・」なんていう楽しい空想話もありました。
「TOKIO」で宙吊りジュリーが登場
「LOVE抱きしめたい」で天井から雨が降る
井上バンド、ザ・タイガーズのメンバーも登場
・・・空想だけで大興奮、
ついにはドームLiveを想定したRemix音源まで、作って下さる方も現れました。

夢の中のお話でした、実現するとは信じていませんでした、ジュリーごめんなさい。


今日、東京ドームで3万人のお客さまを前にジュリーから
「わたしは夢を見る男ではありません、
でも、今、わたしは夢の中にいます、
夢を見させてくださっているのは、ファンの皆様です」
と涙ながらの発言がありました。

東京ドームでジュリーが見たい
ドームいっぱいのファンでジュリーを感激させたい
そんなわたしたちファンの夢も実現しました。

宙吊りも雨降りも、なんの大掛かりな演出もなく、
ジュリーといつも一緒のメンバーだけのこれ以上ないほどシンプルなLiveでした。
60歳になったシンガー沢田研二は、声だけで、歌だけで、夢を見させてくれる。

今日のエントリーのタイトルは
アルバム「愛まで待てない」の収録曲「30th Anniversary Club Soda」の歌詞から引用

♪夢見心地のその先 泡とはじけても 幻にさせない
 ほっといても本物(おんがく)は 最後に残る
 時を越えてずっと♪





























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