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不思議活性

『映画・卒業とスカボローフェア』


 『卒業』は、1967年のアメリカ合衆国の青春恋愛映画で、1968年日本公開とありました。私が見たのは高校生のときだったか・・・・。内容は、余り理解できなかったのですが、その映画音楽は衝撃でした。もっとも、その映画ストーリーも衝撃だったのですが。
 場内がまっ暗になってタイトルがスクリーンに映してだされると共に、流れてきた曲が「サウンド・オブ・サイレンス」でした。また、「ミセス・ロビンソン」は、主人公の最初の女性との関わりでした。そして、「スカボローフェア」は、主人公が赤いスポーツカーに乗って、街をドライブするときに、効果的に歌われていました。

 (スカボローフェア(Scarborough Fair)は、イングランドの伝統的な民謡。 スカボロー(Scarborough)とは、イギリス北東部ヨークシャー州にある海沿いの観光地で、 フェアー(Fair)とは、スカボローで定期的に開かれる市・マーケットを指します。)

 では、サイモンとガーファンクルが歌った『スカボローフェア』です。

Are you going to Scarborough Fair?
スカボローフェアに行きますか?
Parsley, sage, rosemary and thyme
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
Remember me to one who lives there
そこに住んでいる人にわたしのことを思い出させてください
She once was a true love of mine
彼女はかつて私の本当の恋人でした

Tell her to make me a cambric shirt
(On the side of a hill in the deep forest green)
彼女にケインブリックシャツを作ってくれと言ってください
(深い森の緑の中の丘の斜面で)
Parsley, sage, rosemary and thyme
(Tracing a sparrow on snow-crested ground)
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
(雪の被った大地の雀を辿って)
Without no seams nor needlework
(Blankets and bedclothes the child of the mountains)
縫い目も針の跡もなしで
(毛布と寝具に包まれた山の子どもは)
Then she'll be a true love of mine
(Sleeps unaware of the clarion call)
そうすれば彼女は私の本当の恋人になるでしょう
(甲高い呼びかけに気がつかないで眠る)

Tell her to find me an acre of land
(On the side of a hill, a sprinkling of leaves)
彼女に一エーカーの土地を探すように伝えてください
(丘の斜面で、まばらに散る葉が)
 Parsley, sage, rosemary and thyme
(Washes the grave with silvery tears)
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
(銀色の涙で墓を洗浄する)
 Between the salt water and the sea strand
(A soldier cleans and polishes a gun)
海水と海峡の間に
(兵士は銃を掃除して磨く)
Then she'll be a true love of mine
そうすれば彼女は私の本当の恋人になるでしょう 

Tell her to reap it in a sickle of leather
(War bellows, blazing in scarlet battalions)
革の鎌で刈り取るように彼女に言いなさい
(戦争は轟き、緋色の大隊で燃え上がる)
Parsley, sage, rosemary and thyme
(Generals order their soldiers to kill)
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
(司令官は兵士に命令する、人を殺すことを)
And to gather it all in a bunch of heather
(And to fight for a cause they've long ago forgotten)
ヘザーの一束として全部一緒にするように
(ずっと以前に忘れてしまった大義のために戦うことを)
 Then she'll be a true love of mine
そうすれば彼女は私の本当の恋人になるでしょう 

Are you going to Scarborough Fair?
スカボローフェアに行きますか? 
Parsley, sage, rosemary and thyme
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
Remember me to one who lives there
そこに住んでいる人にわたしのことを思い出させてください
She once was a true love of mine
彼女はかつて私の本当の恋人でした



コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

ふー
eriさん、コメントありがとうございます。この頃、眠る前に若き日々に耳にした曲をYouTubeで聴いています。サイモンとガーファンクル「明日に架ける橋」高校生のとき耳にしていて、素敵な歌ですね。
eriさん、ときにはゆっくり休息して、元気な毎日をお過ごしください。リタイア生活の私は、毎日が休日なのですが・・・・。
eri
映画の卒業は観たことがないのですが、ラストの花嫁と逃げるシーンは、TVの映画の名シーンの特集で知りました。サイモンとガーファンクルは、当時、愛読していた洋楽雑誌の、セントラルパークで再結成の記事を見て知りました。復活関係で、当時、FMラジオでスカボローフェアがよく流れていて、その頃を思い出しました。英詩や日本訳のことは、今までよく知らなかったので、こんなふうな歌詞だったのだと、詳しく知ることができてよかったです。明日に架ける橋という歌も好きです。
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